前原メモ

あまり役に立たないゲームブログ ほぼデュエプレ

【デュエプレ】リーフジャガルザー

はじめに

 

《紅神龍ジャガルザー》と《アストラルリーフ》の異色タッグを見よ!

 

ガチデッキとも戦えるようにしてあるので、珍しいカードで勝ちたい方は是非触ってみてほしいです。

 

相性は、

 

有利:コントロール

普通:ビートダウン

盾次第:速攻

不利:天門

 

みたいな感じでしょうか。

 

デッキ

 

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リストを見て「なんだこれ?」と感じた方も多いのではないでしょうか。

 

それもそのはずで、手札・対面次第で動き方がコロコロ変わります。

 

主なプランは、

 

1・《アストラル・リーフ》率いるウイルス軍で手札を補充しながら殴る

2・《コッコ・ルピア》から《ジャガルザー》に繋げて殴る

3・《コッコ・ルピア》から《フレイムバーン》に繋げて盤面を固める

4・盾を割らせて《ジャガルザー》でカウンター

 

の4つ。順に紹介していきます。

 

動き紹介

 

まずは1のプランについて。

 

スロースタートなデッキ(除去サファイアなど)に対して積極的に狙っていく動き。《リーフ》が実装された2弾と何も変わらない、ドロー&アタックで相手を追い込んでいきます。

 

ランプリーフ→ルピア→ジャガルザーで何も出なければゲームエンド。

 

続いて2のプラン。4ターン目に《コッコルピア》でシールドを割るという異様な光景を見ることができます。

 

この動きは《ルピア》が殴れる状況であればどの対面でも狙えますが、STを踏んだ場合のリスクが大きいので注意は必要です。《リーフ》を抱えていればリカバリーしつつ攻め続けていけます。

 

何も出なければルピアジャガルザーで3点、次ターンでゲームエンド。

 

余談ですが、《ジャガルザー》が《ブリザード》を上から取れるので、先行さえ取っていれば一応殴り返しが効きます。

 

3のプランはカチュアシュートや除去アルファディオスなど、「絶対に処理しておきたいクリーチャー」がいる対面で狙います。その他、青(白)ツヴァイランサーに対しても展開を遅らせる目的でよくやります。(相手は手札を整えてくるので、結局盾勝負になりますが)

 

《フレイムバーン》が除去の後、そのまま刻み役になってくれるのがいい感じですね。盾が3枚になったあたりで《ジャガルザー》で畳み掛けることが多いかな。

 

最後の4のプランは白緑ブリザード、ツヴァイ、WSといったインチキ臭いビートダウンデッキに対して狙います。ウィニー+STクリーチャー+ジャガルザーの捲り性能はかなりのものなんですよ。(このプランを狙うためSTは12枚と多めになっています)

 

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(ジャガルザー引けてないけど。引けてれば+3点)

 

結局《スパーク》には抗えないのですが、勝ち筋があるというだけでも大きいかと思います。

 

カード紹介

 

バブル・ランプ

 

《アストラル・リーフ》の進化元。ロングゲームになった際、軽さを生かして《ジャガルザー》の横に引っ付いたりする。一応《エマージェンシー・タイフーン》とのシナジーがあります。

 

フェアリー・キャンドル

 

《アストラル・リーフ》の進化元。基本的には進化するので気になりませんが、横並べさせてワンショットを狙う場合は場を圧迫するので注意!

 

アストラル・リーフ

 

適度に刻みつつ《ジャガルザー》を引き込むことができる優秀なカード。《ジャガルザー》で相手を仕留め損なった際に投げても素晴らしく強い!

 

エマージェンシー・タイフーン

 

《リーフ》や《ルピア》を探しに行ける事故防止札かつ《メテオキャノン》をST化させる地雷カード。

 

コッコ・ルピア

 

《リーフ》と《ジャガルザー》という、マナカーブが全く繋がらない2匹を無理やり繋げるキーカード。なんだかんだ自身も3コスウィニーなのがいいですね。1体でも強いですが、やはり本領発揮するのは複数枚出せた時。《ヴォイジャー》使いなら想像しやすいのではないでしょうか。

 

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ルピアルピアジャガルザーで4点生成したり(デッキが少し違って申し訳ないですが)、

 

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メテオキャノンジャガルザーでブロッカーを消しつつ4点作ったり。見ての通りキャンドルを出すプレミをしているので出せずに負けた

 

また、実はこのカードも《リーフ》と噛み合いが良かったりします。3ターン目に出して、《バイツ》で焼かれるとするじゃないですか。普通のドラゴンデッキだとそこで詰まるんですけど、このデッキはそのタイミングでランプリーフが投げられます

 

アクア・サーファー

 

最近は数を減らしましたが、それでも確定除去ができるSTクリーチャーは強力。STからのカウンターを狙っているこのデッキでは4枚必須!除去札として、手打ちもバリバリします(

 

フレイムバーン・ドラゴン

 

システムクリーチャーを焼きつつ5000のクリーチャーが残る。《ルピア》からつながるのが最高に偉いです。

 

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地味だなあ。

 

紅神龍ジャガルザー

 

デッキの心臓。

 

地獄スクラッパー

 

手打ちが難しく、クリーチャーでもないので扱いが難しいカードですが、ブリザードやツヴァイを考えると抜けませんでした。引いたら基本マナに行きます。

 

メテオキャノン・ドラゴン

 

 《タイフーン》と合わせての速攻対策。ささやかな天門ケア。グダッた時の《ロスト・ソウル》ケア。仕事をたくさん任されていて可哀想。

 

おわりに

 

このデッキは結構自由度が高いと思っています。

 

環境次第で「タイフーン+メテオキャノン」のセットは入れ替えが効きますし、《フレイムバーン》も4はいらないかもしれません。絶対ないですが速攻が減れば《スクラッパー》も差し替えの余地が大いにあります。

 

このブログを読んでくださった人がアレンジして遊んでくれたら嬉しいなーと思います!

【ひぐらしのなく頃に業】綿騙し編3話考察@メモ

chikanzya.hatenablog.com

前回

 

急展開を迎えた3話目。

前回の考察を振り返りつつ、気になるシーンをまとめていきたい。

 

祭具殿のオヤシロ様像

視聴者のほとんどが気付いていることだと思うが、オヤシロ様像が反転している。加えて、沙都子が破損させたはずの片腕がしっかりと残っており、かわりに頭部が壊れていた

→沙都子が破損させた後に新しい像に取り替えられたのか、破損した部位が違うのか。そもそも沙都子は関わっていないのか。不明な点は多いが、昭和58年6月に至るまでの過程がこれまでの世界と異なっていることはより明確になったと言える。

 

羽入の足音

「綿流し編」「目明し編」で詩音、富竹が聞いた足音だが、「綿騙し編」には存在せず。

→「詩音と富竹が発症していない」という証拠になるのではと思ったが、羽入がループに関与していない(この世界に存在しない)のだから当然といえば当然だった。彼女らの発症状態がわからなかったのは痛い。

 

迷子の沙都子

部活メンバーが合流したシーンで一人いなくなっていた沙都子。オヤシロ様像の一件もあって気になるポイントだが...

→「ひぐらし奉」を見返して気付いたのだが、実は沙都子は「綿流し編」でも同様にはぐれてしまっている。(レナ曰く、来年からはちゃんと合流場所を決めておきたいなとのこと)重要な伏線ではなさそう。

 

詩音からの電話

軽トラを奪って走り去る富竹・鷹野

ワロタ

富竹・鷹野についての手がかりが出てきた。「鬼騙し編」でも同様の行動を起こしていた可能性は高い。

→私は富竹が鷹野の野望を阻止するべく単独行動、鷹野は富竹の行動によって動いた「東京」の圧力によって動けずにいると予想していたが、今回二人は一緒に行動していることが判明。二人の表情を見る限り敵対しているようには思えないので私の予想はハズレだったか?

→→何者かから逃げているのは明白。そうなると一番有力なのは鷹野に反逆を起こした山狗か?富竹が鷹野の仲間になったとは思えないんだよなー

→→→自身の車や自転車を放置し、他人の車で逃げている理由は「私物には発信機のようなものが付いていて居場所が特定されてしまう」あたりだろうか。

電話をかけてきた詩音は本当に詩音か?

「綿流し編」では詩音だった場面だが...?

→ ちょっと情報が足りない。「綿流し編」同様に公由村長が失踪しているので、とりあえず詩音だと予想しておく。4話の内容を観て追記することになりそうだ。

 

梨花ちゃん

諦めモード。圭一が奉納演舞を見ていなかったことを知った時点で嫌な予感はあったのだろうが、公由失踪でもうダメだと見切りをつけたのだろう。

「あの二人はもう死んでいるわ...」という台詞が少し引っかかる。富竹はまだしも、鷹野の死体は(これまでなら)偽装だと梨花は知っているはず。単なる嫌味だったのか、それとも...

以前の記事でも書いたが、「鬼騙し編」よりも消極的になっている感じが否めない。

 

予想総括

・祭具殿のオヤシロさま像より。昭和58年6月に至るまでの出来事(主に沙都子)に違いがある。

・羽入はやはり不在

・富竹と鷹野は協力関係にあり、何者かから逃走中(山狗と予想)

・電話の相手は詩音。詩音による拉致は始まっている。

 

何かあれば随時更新予定

 

【ひぐらし奉】ひぐらしアウトブレイク・神姦し編感想+おまけ

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前回

 

超絶シリアスパンデミック作品(?)だと思っていたら神様が喧嘩をするギャグストーリーだった話。

 

ついていけるか!!!

 

ウネの口癖を借りるなら"チョー困惑"ですwwww

 

まあその、なんでしょう。外伝なので神様がいっぱい出てくるのはいいとして(よくはない)オチがなぁ...纏められなかったからチョロっと梨花ループして強引に終わらせチャオ!感が強いといいますか...

 

田村もウネも「ひぐらし業」との関わりはなさそうです

 

自分、コンシューマ版ストーリーはわりと全て好きなんですけど(過去記事を見て頂ければと思います)これは微妙かな…「アウトブレイク」の世界観は好きだっただけに、ちょっと残念。

 

うむ

 

今回は特に書くことがないので報告を(

 

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「ひぐらし奉」全クリです!!(未達成項目があると左下に達成率が出る)

 

アウトブレイクこそあれでしたが、めちゃくちゃ楽しめました。原作に忠実なメインストーリー、それに負けずとも劣らない面白さの夏美編。「ひぐらし業」でひぐらしに入った方や再燃した方は是非買ってみてほしいですね。かなりの期間遊べますよ。

 

…ちなみに私の総プレイ時間は大体260時間程。ひたすらストーリーを読んでいくタイプのゲームでこれです、そのボリュームがわかって頂けるかと思いますw

 

長かったひぐらし奉記事も「雛見沢停留所」を纏めたらおしまいと思うと感慨深い…

 

さて

 

文字数がしょっぱいので、おまけとしてシナリオチャート攻略メモを書いておきます。(自分が一番手こずったので、これからプレイする人の助けになればと思った次第です)

 

・共通ルート4日目はA〜Dの4種類が存在

→Dが出しにくいが選択肢をもちろん→ブロック→少女漫画→お袋の用事→カリスマ→クールになれの順番で進めると行ける

・6日目は2種類存在

・沙都子ルート2では鉄平帰宅ルートを回避することができ、達成率に関わる

・魅音ルート2は2種類存在

・暇潰し編9でBADENDへの分岐あり

・目明し編25でBADENDへの分岐あり(TIPS"魅音と詩音の違いは…"が必要)

・昼壊し編11でBADENDへの分岐あり

・影紡し編12を2回読むと夏美と暁が結婚するエンディングが観られる

・罪滅し編は強制BADENDの他にもう一つBADENDが存在(28で分岐)

・宵越し編は多数のBADENDあり。わかりにくいので以下に記載。

→4で分岐あり。「集会所に戻る」を選ぶことで#5Bに派生。続く選択肢で「お茶でもいれようか?」を選ぶことでBADEND3開放。

→→#5Bで「毛布でも出そうか?」を選び進み続けることでBADEND2開放。

→→→4で正解ルートを選び、6まで進むと選択肢あり。「俺も一緒に行きます」でBADEND1開放。

・澪尽し編・表も多数のBADあり。こちらもわかりにくいので記載。

→8にて選択肢発生。「わかった」でBADEND1開放。

→→9にて選択肢発生。「鉄平のこと、知ってるよな?」「背後関係を持ち出す」「もういいだろう、沙都子の話をする」でBADEND2開放。

→→→10にて選択肢発生。「レナのお父さんのことだけど」「その人は悪い人なのです」「怒らないでください。レナ」でBADEND3開放。

 

それではこの辺で

【ひぐらしのなく頃に業】綿騙し編2話考察@メモ

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chikanzya.hatenablog.com

前回

 

まずは前回の「詩音」が魅音か詩音かの話から。

→結局わからなかった...というのも、大石に対する話し方は詩音っぽいのだが、圭一に対する話し方は魅音っぽいのである。とりあえず、私は圭一が「魅音」と読んだ時の反応から魅音だったと予想しておく。

余談だが顔の作画で判断するのは難しいと思った

 

ここからは2話で気になったポイントを纏めて考察。

ここのところキャラクターに注目して記事を纏めていたが、今回は興味深いシーンが多いので場面ごとに纏めていく。

 

圭一はなぜエンジェルモートへ行ったのか?

→「綿流し編」では、「詩音」に弁当箱を返す目的での来店であった。しかし、今回の話では既に学校で弁当箱を返却しているので、それ以外の理由での来店ということになるのだが。

・圭一が個人的に用があって行った

・魅音から呼び出された

この2つのどちらかだとしたら後者だろうが、だとすると魅音はどういう意図で圭一を呼び出したのだろう?

 

詩音の態度

作画が変わって気持ち悪さが増したオタクが絡んでくるシーン。圭一に庇われた詩音は頰を赤らめて圭一を見ている。その後の雰囲気も、本心から圭一に感謝しているように見える。

圭一に好意を抱いた?少なくとも「綿流し編」より乙女の眼差しだったように思う(なんだこの文章)「大好きになった人からのはじめてのプレゼントなんです」という台詞がどこまで本気なのか気になるところ。

→奉の「綿流し編」を見返してみたところ同じ台詞があったので大好きに〜のくだりはあまり深読みしなくても良さげ。

・「綿流し編」と異なり魅音からの愚痴は聞いていない(前回の話で魅音は圭一から人形を貰っている)はずなのに、魅音に対する不信感を匂わせる。また、魅音がもらったものと同じ人形をプレゼントに要求している

魅音が詩音に対して惚気話を聞かせたのでは?

→→詩音の「鬼」が目覚めるきっかけは嫉妬心。魅音の惚気が詩音を傷つけたか?

 

鷹野と詩音の関係性

→鷹野が一番に詩音に注目し、詩音も「ご無沙汰してます」と返答。二人の関係性は今回のシナリオでも変わらないようだ。

 

北条悟史について

→4年目の祟りの話が出たが、悟史については触れられなかった。というか、ここに至るまでろくに彼の話が出てこなかった為違和感は感じていたのだが、ついに詩音からも何も話がなかったのでメモしておくことにする。まあ無印でも綿流し前に悟史の話は出ないんだけど

→→沙都子が「甘えん坊だった」というレナの発言があるので存在はしている(していた)はず。しかし、そのシーン以外では悟史の存在は感じられない。(祟りの話をした後に詩音が意味深な表情を浮かべているくらいか)ストーリーの違いを加味しても、私は意図的なものだと思う。その理由は現時点ではわからないが。

→→→悟史まわりの話や人間関係がこれまでの話と違う可能性?

 

祭具殿の鍵

→しっかりとした鍵になっていた。梨花があらかじめ付け替えておいたのだろう。富竹に破られてしまったが...

→→梨花は富竹に直接働きかけるのをやめたのか?

【ひぐらしのなく頃に業】綿騙し編1話考察@メモ

chikanzya.hatenablog.com

前回

 

新章突入。その名前の通り「綿流し編」がベースとなっている様子。

 

綿流し編序盤とあまり違いがないので前回同様にキャラクターそれぞれに注目して、気になる点を纏めていこうと思う。

 

古手梨花

さりげなく圭一に助言し、人形を魅音に渡させることに成功。「鬼騙し編」同様に惨劇を防ぐ為に動いているようだ。

野外部活では「魚釣りゲーム」をやっていた。「皆殺し編」のように「別のゲームをやりたい」とは言わなかったようである。

 

北条沙都子

神経衰弱で圧勝。

レナの言葉から「昔は甘えん坊だった」という事実が判明。この新シリーズではじめて「北条悟史」の影がちらついたかもしれない。

 

園崎魅音

圭一から人形をもらうことができた。

→詩音が「綿流し編」「目明し編」のような凶行に走る可能性は低くなっただろう。

 

前原圭一

レナの「見かけとは逆が真実かもしれないよ」という言葉に引っかかりを覚えた様子。「綿流し編」のレナは事件解決の糸口を見つけた頼もしい味方だったが...?

 

竜宮レナ

気になる台詞はあったものの、不審な行動は特に無し。

 

 

続いて、園崎姉妹がメインの話において絶対に避けて通れない「姉妹の入れ替わり」について纏める。

 

エンジェルモート(1回目)

これは魅音だと思う。理由は以下。

 ・圭一に気付いた最初の声が魅音のものだった。

・つり目だった(詩音はタレ目で描かれている)

・詩音だとしたら照れる理由がない

 

圭一宅(弁当を届けに来たシーン)

これも魅音。翌日の反応からしても間違いないだろう。

 

エンジェルモート(2回目)

途中で終わってしまったので断言はできないかな...次回の発言で判断したいと思う。 

「綿流し編」では魅音だったっけ、ここ。

 

 

今回は短めで

 

何かあれば随時更新予定

 

【ひぐらしのなく頃に業】鬼騙し編第4話考察@メモ

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↑前回

 

急展開を迎えた4話。なかなかにショッキングな映像だったので、わりとキツかった...

 

まずは各キャラクターに注目しての考察。

 

竜宮レナ

 

夕飯を作りに来たという名目で圭一の家に現れ、そのまま圭一を殺害しようとした。

雛見沢症候群を発症していることが確定。(首を掻く描写もあり)また、「お父さんを守らなくちゃ」という台詞から、リナ殺しを裏で行っていたであろうこともほぼ確定。

→→他の方の考察を見て気になることがあった為追記。

・間宮リナについて。

以前の話を見返してみたところ、圭一はレナの家でたくさんのがらくた(レナのコレクション)を見ている。しかし、リナがレナの父親と接触していた場合、がらくたは竜宮家に残らないのである。(模様替えと称して処分されてしまう。「罪滅し編」参照)

このシーンに注目すると、実はレナはリナ殺しをしていないのではないか?という予想もできることに気付いた。(そもそもリナが竜宮家に来ておらず、レナが過去の記憶を部分的に継承し"殺人を犯したつもり"になっている)この考察は非常に鋭いものだと感銘を受けた。

→しかし、罪を犯していないと仮定した場合、勘違いするに至るトリガーがわからない。その為、私は現時点(11/9)では当初の意見と変わらずリナ殺しを行っていると予想したい。がらくたが竜宮家のどこにあったかは名言されていないし。(レナの部屋にあるものを勝手に処分はしないだろう)

 

なぜ圭一を殺さなければならなかったのか?

→前回考察した通り、圭一が自身の犯行を暴いてしまうことを恐れたこと、そして、本能的に圭一を危険視していたことが理由だと考える。(雛見沢症候群によって小さな疑念も増大して行くので尚更)

 

鉄平は出てこなかった

 

前原圭一

 

梨花ちゃんの助言で疑心暗鬼から解放されるが、雛見沢症候群に侵されたレナの被害を受けてしまう。本シナリオにおける「ルールX」の被害者とも取れる。(最も、圭一自身も不安に囚われていた為、梨花ちゃんの助言がなかったらレナを家にあげずに「鬼隠し編」同様のエンドになっていた可能性もあったんじゃないかと思う前回私は大石との会話が疑心暗鬼に打ち勝つ決め手の一つと考えたが全然そんなことはなかった)

 

圭一が生きている理由は?

→「あれだけ刺されて死なない圭一強すぎるだろ」というツッコミが多数あったが、その通りである。あれだけメッタ刺しにされたら間違いなく死ぬのである。その圭一が生きているという事実は無視できないポイントだ。

→→惨劇のシーン、実際は圭一とレナの行動が逆になっていたのだと予想。理由は以下。

・圭一がレナを突き飛ばした後、不自然な間がある。ここで圭一が末期症状になったと思われる。(最後に首の痒みを思い出す描写あり。)

・圭一の頭に包帯?が巻かれている(圭一は頭部に傷を負っていない。)

・レナは命を落としている。(包丁で刺されたのがレナだとしたら納得がいく)

最も、圭一の精神状態がどうであれ、今回の圭一の行為は正当防衛だと言えるだろう。「圭一が一貫しておかしかった」という考察も見かけたが、それだと梨花ちゃんの行動はなんだったの?となってしまうのだ。

 

古手梨花

 

惨劇を防ぐべく圭一に働きかけるが、レナによってその努力は失敗に終わる。そして、沙都子と共に何者かに殺害されてしまう。

→「鬼隠し編」のような結末にならないように動いたのだろう(漫画版を購入したところ、やはり「鬼隠し編」と同じ結末になると予測して圭一に話しかけていたことが確定。また、梨花は"殺された"というのも確定)が、彼女の努力は報われなかった。まだ最初の話なのでわからないが、タイトルの「騙し」は「梨花を騙す話」という意味が込められているのかもしれない。

 

梨花・沙都子を殺害した人物とその動機は?

・鷹野

→梨花の最期がこれまでの鷹野の犯行とかけ離れている為、おそらく鷹野ではない。彼女の現状予想については後述する。

・山狗(東京の命令)

→動機がわからない。東京の"終末作戦を起こしたい派閥"の意思であればこれまでのように鷹野を駒として動かせばいいはずなのだが…

・レナ

→圭一との会話を誤解して聞いていたとしたら可能性はある。そうなると梨花と沙都子を殺害してから圭一宅に来たことになるが。(この説だと沙都子はとばっちりである

→→私服でなく制服で圭一宅に来た理由は「私服が血で汚れたから」だったりするのか…?コミカライズ版では普通に私服だった。あまり重要なポイントではなさそう。

・沙都子が末期症状に陥った結果

首を刺されて死亡というのは「目明し編」の梨花の最期に酷似している。沙都子が発症し、目の前の梨花を殺して自分も死んだと考えると辻褄が合う。

→→何故沙都子が突然発症するのかという疑問については「毎日行わなければならない注射が出来なかったから」というちゃんとした理由付けが出来る。(注射が出来なかった理由は後述の入江診療所の改装)現状ではこの説を一番推すかな…

 

 

続いて、今回新たに提示された謎について。

 

改装している入江診療所

 

改装工事を行っている入江診療所。「入江機関」になんらかの動きがあったことは明白である。今後の話次第ではあるが、かなり重要なシーンなのではないだろうか。地下に隔離されている悟史のことも気がかり。

→作業者は山狗のように見える。山狗が動きを見せているということは「東京」が小此木を通じてなんらかの指示をしたと考えるのが妥当か。富竹が絡んでいる可能性もある。

→→そうなると「終末作戦」を防ぐ為の圧力と考えるのがスマートかと思う。鷹野や入江は下手な動きを起こさないよう「東京」の人間に捕らえられていると考えれば筋が通る?

このシーンで鷹野と山狗に繋がりがない説が濃厚に。鷹野が山狗と共に富竹を捜索しているという私の予想は間違っていたか...

 

 

予想総括

 

惨劇(レナ・圭一)

→レナが疑心暗鬼に囚われた結果起こったもの。しかし、最後は圭一が雛見沢症候群を発症しレナを返り討ちにした。

 

惨劇(梨花・沙都子)

→注射をすることが出来ず、末期症状となった沙都子が梨花を殺害した後自殺したもの。注射が出来なかった理由は入江診療所の突然の改装。

 

入江診療所の改装

→「東京」の都合によるもの。富竹、鷹野、入江らはその影響で姿を眩ませている?

 

余談

 

前々回くらいで"羽入は今回のループに関与していないのではないか"みたいな考察をしたのだが、漫画版鬼騙し編でその説が確定。以下が羽入の台詞である。

「以前のループを抜け出した時、梨花がループなどない人間らしい生活に戻れるように僕は人の世を離れ眠りにつきました」

「その時に梨花を巻き戻す僕の力は一度消えてしまったはず」

→→この台詞から、「賽殺し編」以降に羽入は消えたことがわかる。(もしくは「賽殺し編」で羽入がいない世界を選んだ梨花…?)

→→→一応、「澪尽し編」の続きという可能性も残ってはいるか。鷹野を庇ってこの世を去ったことを「人の世を離れ眠りについた」と伝えてもおかしくはないので。

梨花を巻き戻したのは何者なのか、そちらも気になるところである。神々に関しては前提知識が足りていないので触れない。

 

 

 

 

【ひぐらしのなく頃に業】鬼騙し編3話考察@メモ

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前回の考察

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「鬼隠し編」と非常に似た話だが所々に違いが見られた為、その部分を羅列しその理由を考察する。

 

今回は話の都合上少なめ。

 

富竹ジロウ

 

過去の話では確実に命を落としていた富竹だが、今回は鷹野と共に「行方不明」となっている。富竹の自転車、鷹野の車は放置されたまま。

→鷹野を説得しようと試みるが失敗し、現在は逃走中と予想。捕らえられずに済んだのは梨花の忠告あるいは何らかの行動のおかげだろう。

→→鷹野に監禁されている可能性はかなり低い筈。綿流しの日に捕らえたのに殺さなくてどうするという話。

→→→説得に成功したという可能性も低いと思う。「絶対の意思」で常に行動してきた鷹野があっさり折れるとは思えない。番犬部隊をこの段階で呼べるならわからないが...

 

鷹野三四

 

こちらも行方不明。偽装死体が見つかった描写もない。そして富竹を捨てる用移動用の車を放置している点もこれまでと異なる。(車を回収「しなかった」のか「できなかったのか」は気になるポイントだ)

→山狗と合流し富竹を捜索している?

 

竜宮レナ

 

「レナは頑張ったよ?すごいすごい頑張ったよ?」という、「罪滅し編」を思わせる意味深な台詞を吐いた。「正しい努力をした」という言葉、警察の大石を気にする態度からおそらく間宮リナ殺しを既に実行済み。前回「雛見沢症候群を発症仕掛けている」と考えたが、3話はそれを裏付ける内容だったと言えるだろう。

追記:リナ絡みの考察を次の記事に追加。

→ダム工事現場で時折見せた、張り詰めたような態度や不可解な行動、圭一に対する「ゴミの山で何か隠したよね?」という台詞は犯行が明るみに出ることを恐れてのものだと考えるとしっくりくる。

→→なお、彼女のヒモである鉄平の生死は3話時点では不明。

 

下校中や綿流しの最中も、圭一に対して時折冷たい目を向ける理由は?

→ダム工事現場で彼と遭遇してしまったことは勿論だが、中途半端に過去の記憶を引き継いでしまったせいで圭一を危険視しているのではないだろうか?

 

「鬼隠し編」でお馴染みの、圭一の部屋の前で彼の電話を聞いているシーンについて。本シナリオのこの行動は大石の捜査が自分に及ぶことを警戒してのものかもしれない。

 

前原圭一

 

前回、軽度ながら雛見沢症候群を発症していると考察したが、惨劇を引き起こす可能性は3話で低くなったと思われる。「(レナと魅音は)前原さんを心配させたくなかった、あるいは怖がらせたくなかった(のではないか)」という大石の意見を聞くことができたからだ。

→結局3話ではレナに真意を問い詰めてしまっているが、「疑う」のではなく「信じる」為の意見をこの段階で得られたのは大きいだろう。

 

大石

 

レナの情報捜査を率先して行なっている様子。「鬼隠し編」と異なり、この話ではレナだけをピンポイントに調べている。(「竜宮礼奈さんのことです」という台詞あり)

→間宮リナの事件を富竹・鷹野失踪事件と同時進行で調査しており、レナを容疑者と考えている?

 

古手梨花

 

結局、彼女は何をしたのか。奉納演舞をやり切り、綿流し後の部活にも普通に参加しているが...短時間で梨花にできることというと、魅音に話を打ち明けて園崎家で富竹を匿ってもらう...くらいしか思いつかないんだよな...

→魅音が水面下で動いているとすれば、綿流しの祭にいたのは詩音という可能性も出てくる。鷹野に動きを悟られないように魅音のふりをしていたと考えられる。(つまり詩音・魅音・梨花は繋がっている)梨花が大胆に動けている理由は、梨花にも園崎の護衛が付いているからかもしれない。

→→この説は割とアリかな?と思っている。ただそうなると、前回の私の考察「綿流しの魅音は正真正銘園崎魅音である」は間違いだったということになるが。

 

予想総括

 

梨花の動き

→魅音と連携し、園崎家をバックにつけ富竹救出を謀る。綿流しのお祭りにいた魅音は詩音。(魅音が自由に動けるように)

→→1話でレナと圭一のことを見ていた為、次はここに働きかけるつもりだと思われる。

 

鷹野の動き

→山狗と共に富竹の捜索中。

 

レナの動き

→家庭問題から間宮リナを殺害してしまっており、雛見沢症候群をかなり高いレベルで発症している。

→→疑心暗鬼から、葛藤こそあれど、圭一の殺害を考えている。

 

圭一の動き

→大石との会話で疑心暗鬼になっていた状態を若干回復。

 

何か思いつくことがあれば随時更新

 

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次回

 

【ひぐらしのなく頃に業】鬼騙し編2話考察 メモ

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"ひぐらしのなく頃に”の新作がリメイクではなく続編だった為、謎を考察したくなってしまった。感想記事を書くつもりだったのに...(考察面白いからいいんだけど

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前回

 

【この世界の古手梨花について】

 

ループしている為、やはり前の世界でなんらかの理由で死亡してしまったものと考えられるが、

「全てを理解しているから、雛見沢のルールも、誰が古手梨花を殺すのかも...」

という台詞から、この世界の梨花は鷹野三四の野望を阻止し昭和58年6月を超えた梨花だとわかる。

また、これはツイッターを見ていて気づいたのだが梨花が聖ルチーア学園の制服を着ていることから少なからず成長した姿であることがわかる。なお胸は成長していなかった。

 

【この世界の羽入について】

 

カケラの世界での梨花と羽入の会話

「もう目が覚めた時、最初にあんた(羽入)の姿を見ることはないと思っていたわ」

「私は羽入の残りがでしかありません」

これらの台詞から、羽入は梨花が巻き戻る前あるいはほぼ同時にその存在が消えていたと考えられる。加えて、今回の世界に梨花を飛ばしたのは羽入ではない可能性が高いと考える。

→「羽入が消え、梨花が昭和58年6月を超える世界」はコンシューマ版のストーリー「澪尽し編」が該当するが...?こちらについては後術。

→→「祭囃し編」の続編だと考えても不自然な会話ではない。というのも、続く「賽殺し編」において梨花は「次に死ぬ時、私は自分の死を受け入れようと思う」と口にしており、羽入もそれを納得している。即ちそれは時間逆行を行わない=梨花と羽入が別世界で出会うはずはないということ。両者がそれを理解しているからこそ、あり得ない再会に上記の会話をしても違和感はないと考える。

→→→実際、羽入は現時点では「自分が時間を巻き戻した」とは一言も口にしておらず、再び昭和58年6月に立ち向かう梨花に謝っている。羽入にとっても現状は不本意なものなのではないか?そもそも羽入に時間逆行をする力はほとんどないはず

 

 

【この世界の竜宮レナについて】

 

1話の時点でわかっていたことだが、やはり時々行動や発言がおかしいので多分リナ絡みで雛見沢症候群を発症しかけているのではないかと思う。

→今回一番おかしいのは冒頭の背を向けた圭一に鉈を振り上げるシーン。圭一とレナが会話をしているシーンであれば圭一が発症していることを疑えるが、圭一視点でない場面での不可解な行動はレナに問題があるとしか思えない。何故圭一に鉈を振り上げたのかはわからないが...自身が圭一に撲殺された記憶をフラッシュバックさせている説はなるほど

逆に、無機質な表情のレナがガラスに写り込むシーンと「大丈夫」のシーンは圭一に問題があった可能性も否めない。

→→特に「大丈夫」に関しては、そのあと普通に圭一に鉈を貸していることからレナに注意を向かせるミスリードだと予想している。(=私は、圭一も軽度ながら雛見沢症候群を発症していると予想している)

 

【この世界の前原圭一について】

 

レナの項で書いた通り、私は圭一も軽度ながら雛見沢症候群を発症しているのだろうと考えている。しかし、「鬼隠し編」での罪を朧げながら記憶している描写がある為、それによって疑心暗鬼を押しとどめ「鬼隠し」と同じ惨劇を起こすには至らないのではないだろうか。

→展開次第では「暴走」する可能性は大いにあるが...

 

【この世界の園崎魅音について】

 

魅音は過去の物語から考えると基本的に被害者になるのだが、魅音が意味深な発言をした際は詩音が入れ替わって何かを企んでいる可能性を考えなければならない。第2話で気になる点はお祭りに参加している時の行動だろう。圭一に好意を持つ「魅音」がレナと圭一のイチャイチャを助長するようなことをするだろうか?という話である。

→無いとは言い切れない...というか、あり得る。というのも「鬼隠し編」では実際にしているからである。あのワンシーンだけで「本当は魅音でなく詩音だろう」と考えるのはちょっと難しいのではないか。私は祭りのシーンの魅音は魅音本人だと考える。

→→しかし、魅音も幾多の世界の記憶を引き継いでいるのだから「鬼隠し編」の時とは確実に心情が違うだろうと言われると反論はできない。

→→→ただ、現状あの場面で詩音が魅音の振りをする理由は無いと思う。総合的(?)に考えて、魅音本人説を推していく。魅音は恋愛に奥手なところがあるので、本心とは真逆の行動を取ってしまったとも取れるし。

 

【この世界の富竹ジロウについて】

 

「ちょっと約束が入ってね」

この台詞から、鷹野と一緒に祭具殿に忍び込もうとしていると思われる。梨花は彼の末路を知っている為何らかの行動を起こした筈だが、果たしてどうなることやら。展開的にはトミーがお亡くなりになった方がファンが沸くのだが

 

 

【何故綿流しのお祭りを迎えている?】

 

キャラクター、特に梨花のことを紐解いていくと話に違和感があることがわかる。それは、綿流しをナチュラルに迎えていることである。

→梨花は「全てを理解している」と言っていたが、それでは何故「祭囃し編」のように綿流し前に自身が助かる為の行動を起こさなかったのか?いくら敵の正体がわかっていても、対抗する動きを取らなければ勝率は下がるだろう。「梨花ちゃん、祭りを迎えるまで何をしていたの?」この違和感が拭えない。

→→一応あれこれ考え、「澪尽し編」のように不都合が重なり、自身の防衛が間に合わなかった」という理由が一番しっくりくるかなーと思ったのだが、最も緊急性を有しかつ長丁場の戦いになる不都合...すなわちてっぺい☆の帰宅イベントが起きているとは到底思えないのが何とも...

 

【そもそも梨花が今回戦う相手は?】

 

梨花の行動が謎ではあるが、それでも彼女がいう通りVS鷹野に関しては「全てを理解している」梨花側に分があるだろう。しかし、勝敗がわかっている戦いではお話にならない。私は鷹野ではない新たなる敵がいるのではと予想する。もしくは梨花同様に負けた記憶を継承した鷹野、とか。

梨花が「殺されて」この世界にきていたとしたら、その犯人が何かしら絡んでいる可能性も...?

 

【梨花を巻き戻したのは誰?】

 

羽入の項で書いた内容に戻るが、おそらくこの世界に梨花を飛ばしたのは羽入ではない。そうなると、他の神々になってしまうわけだが...この辺は考察して楽しむ範疇を超えているからなぁ。後半もしくは解答編に新キャラが出てくる感じかなぁ。OP映像に誰かわからないキャラクターがいるし。

→一応、前知識として「アウトブレイク」「神姦し編」を読んでこようと思っている。過去記事をみてもらえればと思うが、私はまだ(10/12現在)言祝し編までしか読んでいないのである。ごめんなさいごめんなさい。

→→「うみねこのなく頃に」とリンクしていると考えると現状かなりしっくりくるのだが、ここでは敢えて触れないでおこうと思う。うみねこと絡めて考察したい人はツイッターでググるとめっちゃ面白い考察出るよ

→→→ただなあ。OPの角が生えた影はどう見ても羽入じゃなくてフェザリーヌだよなぁww

uminekolong.hatenablog.com

参考記事(リンクNGでしたら教えてください)

 

【澪尽し編との関連はあるのか?】

 

コンシューマ版の逆輸入ならまだしもむしろやってほしい夏美と巴ちゃんを出してコンシューマ版の続編をアニメでやるか?という疑問はあるが、2話現時点では「澪尽し編」の続きという可能性は大いにあると言わざるをえない。

理由として、やはり羽入が消え梨花が鷹野に勝つ唯一の世界であること。そして、梨花が死ぬ可能性=新たな事件が発生した可能性が「祭囃し編」よりも高いことがあげられる。

→「澪尽し編」は「祭囃し編」と異なり5年目のオヤシロさまの祟りが発生してしまっている。この事実と雛見沢症候群が相まって更なる惨劇が起こり、それに梨花が巻き込まれたと考えると辻褄が合ってしまう。

→→梨花が綿流し前にアクションを起こさなかった理由も「澪尽し編」の梨花だったらまだ納得がいく。

→→「澪尽し編は話に粗がある」とはよく見かけるが、そこを補完したら「澪尽し編」の評価も変わって面白いかもしれない。

 

何か思いつくことがあれば随時更新予定....

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【ひぐらし奉】言祝し編 感想

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前回

 

言祝し編。ゲームオリジナルの羽入の過去を描いた物語です。

異色とも言える本シナリオをようやく読み終えたのですが、

そんなに面白くなかったかな...

許してくださいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!

ここまでずっと感想を書いてきたので今回も以下にその訳を綴っていきますが、私個人の感想なので意見が異なる方は適当に流してもらえれば幸いです...

 

まず、世界観に着いて行くのが大変でした...

このシナリオ、本編とはうって変わって「異能バトル物」の要素が強いんです。私は本編のイメージが染み付いているゆえに最後まで適応できず。

 

dic.pixiv.net

 

また、このリンクを読んでいただければと思うのですが、独自の設定が多数存在します。

...それを冒頭、そしてシナリオの要所要所で戦闘シーンと共に一気に叩き込まれるのですが、私はもうジジイなので引き込まれるより疲れが先行してしまいました。序盤ぶっちゃけ眠くて、羽入が裸になって水浴びするところで目が覚めた。エロは正義

ただ、好きな人はとことん好きな話なんじゃないかなと思います。

 

次に、サウンドノベルと戦闘シーンの相性の悪さがテンポの悪さに繋がってしまっていた印象を受けました。これはライター次第なのかもしれませんが豊富に盛り込まれた戦闘シーンに爽快感がないのは勿体無いなと。本編にも圭レナや夏チサの戦闘シーンはありましたが、あれはクライマックスだったからこそ映えたんだなぁ...

あと、シリアスなシーンで「ガアアアアアアアアア」「うおおおおおおおおおお」とかを連呼されるとンンッwwてなる。彼岸島じゃないんだから。まあそれをいったらゥオェネングァイィィィィッッッッーーーーー!!!!!もなんですけど。ひぐらしは声なまじ優さんの演技がすごいから余計にシリアスな笑いを生み出してしまう

 

最後に、根本的なところなんですが、ジェダ=羽入が桜花に討たれた直接的な理由が(最後には理性を取り戻したものの)羽入が鬼化して暴走したからというのがどうにも府に落ちませんでした。本編では、「他人を疑い罪を押し付け合う人間を救うために自身が人柱になることを選んだ」と説明されていたはずなのですが。この話だと「自分の引き起こした惨劇を償うため(これ以上の被害を出さないため)死を選んだ」感が否めません。うーむ、なんとも...

 

しかし、良かったところも勿論あります。

 

一番はやはりジェダと陸の絡み。

私は古手陸というキャラクターを侮っていました。前原圭一と入江京介のハイブリッドじゃねえか!!!!まじでキャラ濃すぎて草しか生えませんでした。昭和58年6月にいたら間違いなくソウルブラザー入りしていたであろうキモさ。っていうか、梨花ちゃんはあの血を多少なりともひいているのか...

 結婚、そして出産を迎えるにあたってのジェダの葛藤も見逃せません。非常に難しい立場にいるジェダの複雑な心情がとても丁寧に描写されており思わず感情移入してしまいました。

そして、そんなジェダを優しく支える陸がかっこいい。変態でも決めるときは決めてくれるところはまさに「ひぐらし」の男キャラクターって感じでした。

 

「羽入」というキャラクターの掘り下げもよかったですね。

 昭和58年6月の羽入が独特の言葉遣いをしている理由、料理が上手なわけ。甘いものが好きなのはどうしてか、いやらしい変な巫女服を着ているのは何故か?その辺の謎が全て描かれていて面白いです。

 

...こうしてまとめてみると、そんなに面白くなかったかなとは言いましたが羽入入浴シーン〜陸が亡くなるまでは面白かったですね。日常パート万歳。

 

そんな感じで!

次は「アウトブレイク」観ようかなと思います。アニメだとよくわからなかったから改めて向き合ってみたいです。

神様が出るっぽいので「ひぐらし業」を考察する上でヒントになるかもしれませんしね!(そうか?)

 

余談

 

このシナリオをやると、あぅあぅ言ってる羽入 が恋しくなっちゃいますねw

「羞晒し編」で羽入の声が聞けた時、思わずスクショしてツイートしてしまいましたw

 

 

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次回

バトライ【香水替え歌】

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前回

 

夜中にいきなりさ デュエマしようってLINE
君とはもう3年くらい会ってないのにどうしたの?
あの頃 僕達はさ なんでもできる気がしてた
オタクとパック剥いてさ たくさんデッキ組んだね

でも見てよ僕の山を
(インフレで)クズになった山を
人を傷つけてまた泣かせても
何も感じ取れないのか?

別に勝利を求めてないけど 前でやられるとウザいカス
君のヘブフォ&ドラグナーの そのクソムーブ萎えるよ

 

今更君と決闘(や)ってさ 僕は何を言ったらいい?
「カードパワーやばいね」本心でしか言えないよ
どうしたの いきなりさ (閣)ループなんか握りだして
悲しくないよ悲しくないよ 手順理解はできるから

でも見てよ今の僕を
空っぽの僕を
盾を厚くしてメタもはったのに
なにかひとつもできないさ

別に勝利を求めてないけど 前でやられるとウザいカス
君のヘブフォ&ドラグナーのその上振れはずるいよ
別にデュエマまた好きになることなんてありえないけど
君のヘブフォ&ドラグナーの快感が知りたくてヤバイ

 

勝てなくても 楽しかった頃に
戻りたいとかは思わないから
僕もドラグナー握る

別に勝利を求めてないけど 手札揃ってるとアガり出す
俺のヘブフォ&ドラグナーの このクソムーブ堪らねえ

別にデュエマまた好きになるくらいこれは素敵な山だよ
でもまた同じことの繰り返しって
君が上振れんだ

 

※歌うポイントはアンドの「ド」とドラグナーの「ド」を纏めることです

 

ヘブフォアーンドラグナー

【デュエプレ】SPルールマッチ限定超絶脳筋連ドラ【諭吉】

はじめに

 

再び「スタートチャージ10」がやってきました。

 

かつての私は真面目に環境を考察していたものですが、《紅神龍バルガゲイザー》を4枚生成してしまった今の私には1ターン目から坊主めくりができるゲームにしか見えません。

 

連ドラを使いたくて使いたくて仕方ないのですが、あいにくカード資産がないので脳内で組んだ超絶イケメン構築をブログにまとめることにしました。

 

お金持ちの方、どうか使って感想を教えてください。弱かったらすみません

 

追記:作れる範囲で再現したので、最後にちょっとだけ加筆しました。また、カード解説が若干真面目になりました。

 

構築

 

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作れるかこんなもん

 

漢。龍の圧倒的カードパワーで全てを粉砕します。

 

キーカードは《トット・ピピッチ》。「出すタイミングがない」「出してもすぐ倒されてしまう」などの理由でランクマッチでは採用が難しいカードですが、このルールはなぜかマナが最初から10枚あるのでピピッチ+バルガとかピピッチ+ダクマバルガロウとかピピッチ+ボルメテウスとかを平然と実現させることができます。こんなのどう考えたって気持ちいいじゃないですか。

 

リアルデュエマで《ヘブンズ・フォース》と《爆龍覇ヒビキ》を初手に揃えられる人にぜひ使って欲しいですね。

 

カード解説

 

エナジーライト

 

トップ解決力を高めるドローソース。ドラゴンの展開の「ついで」にアクションを起こせる軽さを買って採用しました。

 

《アクア・ハルカス》でない理由は「ピピッチ+ドラゴン」のハッピーセットを1枚で揃えられる可能性があるからです。最も、ハルカスは殴れるので一長一短とは思いますが。

 

トット・ピピッチ

 

ドラゴンをSAにするキーカード。

 

CVはラブライブ!サンシャイン!!でお馴染みのすわわ。たまらねえぜ。

 

すわわが使っている絵文字、どう見てもバルガゲイザーですよね全くそんなことはない 

 

黒神龍ゾルヴェール

 

サルベージ能力を持つドラゴン。脳筋さが足りないものの、トップ解決力を高めてくれる優秀なカードなので4枚採用しました。このデッキは受けが弱いのでブロッカーが付いているのも有り難いです。《神滅龍騎ガルザーク》との相性も抜群。

 

腐敗電脳アクアポインター

 

リソース量が勝利に直結するこのルールにおいてとにかく強いカード。ここを防御札にしたら、それはそれは回らなかったので必須だと思います。

 

デーモン・ハンド

 

SPルールでも便利な確定除去。相手の《ボルメテウス》なんかを処理する為に使います。また、唯一のSTでもあります。

 

紅神龍バルガゲイザー

 

Q.1ターン目からガチャしていいんですか?

A.いいんです!!!!!!

ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!デュエマは頭脳の格闘技!!!!

 

神滅龍騎ガルザーク

 

魔改造ゴリラ。

 

バルキリー・ドラゴン

 

後続を持ってくることができる大型ドラゴン。手札を減らさずに展開できる大型クリーチャーの強さは《二角の超人》が証明しています。流石にあれと比べると酷ですがちなみに呼べるカードは《ガルザーク》《ボルメテウス》そして《ボルバルザーク》の3種。SAドラゴンに化けるので終盤特に強いです。

 

ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン

 

お馴染みの相手に手札を与えずにシールドをブレイクできるドラゴン。ボカスカ殴るバルガとは噛み合っていませんが、それでも強いので採用。(適度に削ってボルメテウスで詰めるという意味では相性がいいかもしれませんが)

 

7コストなのでピピッチと同時に出してシールドを焼却できます。

 

緑神龍ダクマバルガロウ

 

スーパーアドバンテージ稼ぎゴリラ。このカードが4枚なくてデッキ制作を断念したと言っても過言ではありません。

 

ピピッチと一緒に召喚できる7コストであり、状況次第であの《エリクシア》すらも吹き飛ばすパワー圧倒的な打点を持ち、更に殴るたびにリソース補充ができるイケメンドラゴン。

 

初手ピピッチバルガ→ダクマバルガロウ捲りで1ターンで相手の盾を0にすることができます。

 

シールド追加能力が受け不足なこのデッキと噛み合っていて素晴らしい。

 

無双竜機ボルバルザーク

 

エクストラターンが強いのはもちろんですが、素でSAのWBドラゴンゆえにバルガで捲ってもそれなりに強いのがいい感じです。

 

ロスト・ソウル

 

やはり強いのでピン挿し。

 

といっても連ドラのノイズになりますので、ドラゴンに差し替えてより漢らしさを追求するのも一考でしょう。

 

かの有名な《黒神龍ガルバロス》辺りを入れておくとお洒落かもです。(本当か...?)

 

→実際に回してみたところ、「あると強いけど無くても勝てるカード」のように思えてきました。事故防止のドローソースの方が良いかもしれません。もしくは受け札。

 

おわりに

 

作りてぇ〜〜

 

マイルドタイプはこちら

 

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《アクアポインター》とセットで出すことができ、《バルガゲイザー》で捲れてもそれなりに圧をかけられる《アルティメット・ドラゴン》を採用しました。

 

これでも十分楽しいのですが、やはり受けが弱いので《ダクマバルガロウ》は4枚欲しいところです…

【ひぐらしのなく頃に業】鬼騙し1話感想

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かわいい

 

はじめに

 

「ひぐらし」の新作アニメが遂に始まりました!

 

感想とか今後の展開予想とかなんやかんやしていきたいと思います。

 

※本記事は「ネタバレ有」ですわよ!間隔をあけておくので、まだアニメを観ていない方はブラウザバックをお願いしますわ!

 

〜以下、空きスペース〜

 

にーにー!

好き好き好き!

にーにー!

好き好き好き!!

にーにー!

好・き!!!

Pat my head…

ヘェイ!

 

〜空きスペース終わり〜

 

 

 

あらすじ

 

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レナと魅音にバットを振り下ろす圭一。いきなり残酷なシーンですが、これはひぐらしファンなら馴染み深い「鬼隠し編」の始まり方そのもの。

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圭一が最後の一打を振り下ろしたところでタイトルが映し出されました。

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無印とほぼ同じ導入ですが、圭一がこの時点で首を掻いている点が異なっています。(無印は電話ボックス内で自傷行為に走る)特に意味はないのか、それとも何かの伏線なのか…?

 

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場面が変わり、のどかな雛見沢の朝のカットが入ります。

…みんな可愛い。この作画、良いぞ…!

それはさておき、旧作では圭一の朝の風景が描写され、そこにレナが迎えに来るのですが、新作では部活メンバー全員のカットが登場。魅音が大きい家に住んでいること、梨花ちゃんと沙都子が同じ家に住んでいることなどの情報がこのワンシーンでわかるようになっています。

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カレンダーを意味深な表情で見つめる梨花ちゃんが印象的。彼女がキーパーソンであることを1話から匂わせてくるとは斬新です。

無印や原作でいわゆる「黒梨花」が出るのは暇潰し編からですからね…Tipsで出てた可能性は否めませんが。忘れちゃった

 

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お馴染みの圭一とレナの登校シーン。絵柄は違えど、ほのぼのしていて実に日常アニメですね...(すっとぼけ)

レナのリアクションが無印と比べてやけに落ち着いていたように思いますが、はてさて。

 

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教室にて、vs沙都子。

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沙都子可愛いすぎる…にーにーになりてェ…

結局圭一に仕返しされて泣いちゃうところまで1セット。沙都子可愛いよ沙都子。

尚、この場面でもレナのリアクションは控えめ。「かぁいいモード」は見せつつも、お持ち帰りやれなぱんは自重。

 

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カレンダーの捲りで場面転換され、雛見沢巡りがスタート。かなりハイペース。

 

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ここ知ってる!!!!!

「ひぐらしのなく頃に解」のOP映像でチラッと映る場所です。ひぐらしオタクなら絶対に反応してしまう場所ですねw

圭一がナチュラルに弁当持たされてるのウケる。

 

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古手神社にてピクニック。

圭一と沙都子の戯れあいが可愛いです、必見。

というか、本当に沙都子が可愛いすぎるんですが。ころころ表情が変わるこの作画との親和性がヤバイ…

ちなみにサムネの

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これは弁当シーンの1カットです。

この場面だけでリメイク万歳!って感じ。

ただ、欲を言えばこのクオリティで「りんごのうさぎさん争奪戦」までやってほしかった…!!

 

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ピクニックお開きの後、宝探しに行くレナと圭一。

宝探しといえばあの男

あの男が「来る」ぞ…

来る…

\ロン/

\ハンハァン…びっくりしたァ/

 

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wwwwwwwwww

登場するだけで面白いの本当ずるい。

それにしても老けたな富竹。「ひぐらし命」といいどうしたw

 

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「知らない」

後の「なかった」も然りですが、分かっていてもゾクっとしますね…やっぱりひぐらしの声優さんは流石です…

 

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部活!

無印では最初の部活は圭一の入部を賭けた「イカサマジジ抜き」になるのですが、本作ではそれは既に終了しており、彼は正式に部活メンバーの一員になっていました。もっとも、ジジ抜きは伏線なので、何処かで描写されるかもしれませんが。

 

本作ではジジ抜きとは別に、分校全体を使った「マジックペン探し」がスタート。早くもオリジナル展開!

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沙都子のトラップに渋い顔をする梨花ちゃん。

珍しく沙都子にやられる梨花ちゃんが新鮮で可愛い。

 

そして…

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「楽しくて疲れちゃったのかな…ちょっと体調が…」

!?

どういうわけか、レナに元気がありません。ここに至るまでの若干不自然な描写も意味があったようです。レナがこのような状態になるのは、無印(原作)では罪滅し編です。これは、一体?

 

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後日、回復したレナと再びゴミ山へ行き、そこで「バラバラ殺人」のことを知る圭一。

無印OP「ひぐらしのなく頃に」が流れる胸熱展開。

 

 

そして…

ダム現場の圭一とレナを見つめる1つの影

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!?

これから起こるであろう惨劇に失望しているのか、酷く冷たい目で二人を見下ろす梨花ちゃん。

...いや、その胸中は失望だけなのか...?

 

感想

やっぱりひぐらし面白い

知っているシーンは何度観ても楽しいし、無印とは異なる展開にはワクワクするし。嗚呼蘇る私の高校時代。

やはり、キャストさんの変わらない演技が嬉しいですね。無印がやっていた当時と声が全く変わらないのは本当にすごい。他にも、無印で使われていたBGMが使われていたりと、当時を懐かしむおじさんに優しい親切設計。作画こそ違えど、完全にヒナミザ・ワールドが展開されていました。

その作画もすぐに慣れることが出来ました...というかむしろ好き。何度も言っていますが女の子がめっちゃ可愛い。かと言って萌え絵すぎず、すごくいい塩梅だと思ってます。

 

そして、終盤に差し込まれた元気のないレナのカット。そして、梨花ちゃんの狂気に満ちた表情。こんなに続きが気になる引きもない...

 

というのも、序章である鬼隠し編ではレナはこんな態度を見せませんし、梨花ちゃんもこんな表情はしません。つまり、この話が鬼隠し編100%ではない可能性が出てきたわけで。何なら鬼隠し編っぽい始まり方の新規ストーリーかもしれません。

今後どうなるんだ....??ひたすらに楽しみです。

 

ただ、気になった点もあります。

一つはペースが早すぎない?というもの。

たしかに原作の文章量は凄まじく、無印も相当端折っていたところがあったのですが、本作はそれを上回るペースだったように思います。今後、重要な伏線をすっ飛ばすことがなければな...と思います。

最も、その端折りも意図的なものかもしれないので1話では判断しきれないんですけどねwオリジナル展開だったら尚のことですし。

 

もう一つはところどころ描写不足に見えること。

例えば部活メンバーについて。

無印では1話の時点で圭一のナレーションによってある程度プロフィールが説明されていました。しかし、本作ではほとんどキャラクターの説明がありません。(多分、フルネームが判明したのは沙都子だけ)

また、圭一が活動する「部活」についての説明もほぼありません。

ひぐらしファンは問題ないと思いますが、初見の人はわけがわからないかも...?

 

今後の展開予想

どうなるのかまだまだわかりませんが、敢えて現時点で予想を立ててみようと思います。

 圭一がレナと魅音を撲殺するシーンがある以上最後はそこに辿り着くと思いますが、そこに至るまでに間宮リナが登場するんじゃないかな、と。

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こいつですね。

竜宮一家を破滅へ追い込む悪女。レナが無印「罪滅し編」で狂気に囚われてしまった原因。

レナに元気がない理由は「罪滅し編」同様にこの女が家に訪れるようになったからではないかと予想します。

ストーリーに絡んでくるかはわかりませんが、すれ違って「礼奈ちゃん」と馴れ馴れしく話しかけてくるシーンはたぶんあるw

 

 

 

 

 

【ひぐらし奉】裏・澪尽し編 メモ

裏・澪尽し編を読み終えた。

全ての真相を知った今こそ断言したい、これは名作...!

話の感想は別に纏めるとして、今回は「影紡し編」や「解々し編」で残されていた謎の真相について書く。答え合わせだ。

...思いのほか長くなってしまった為、目次をつけた。

 

 

【影紡し編謎回答】

 

警察内の内通者は?

→花田史郎。予想的中!

私が注目した彼の台詞には特に意味はなかったが...

 

畠山あおいについて

→結局登場しなかったが、凶行に至った理由はカプセル薬。夏美らと同じなので続きの項を読んでいただければ。本シナリオでは雛見沢大災害が発生していないのでお爺さん共々無事だろう。

余談だが、畠山家は渚の家のすぐ近くだったことが判明。背景イラストの使い回しとか言ってはいけない

 

ピンク(赤)のカプセル薬

→夏美、レナ、あおいが服用していた惨劇の原因。レナは「PC」と呼んでいた。かつて問題になった薬品「プラシル」の改良薬である。

→→PCは入江機関で使用されている薬のデータの一部を流用して作られている。以前私は「入江が沙都子に投与した薬なのでは?」と予想したが近いところは突いていたかもしれない(嬉しい)

 

【解々し編謎回答】

 

レナは何故傷害事件を引き起こしてしまったのか?

→ピンク(赤)のカプセル薬の影響で心が不安定になっていた為。薬物中毒と言っても良いかもしれない。つまり、レナが本心から起こした行動ではないのである。(多くのレナファンが救われたのではないだろうか...)

→→後術するが、夏美やあおいが異常な行動を起こしたのもこの薬が原因である。

澤村が「オヤシロさま」の名前を口にした理由はわからないが、おおかた暴走したレナがそれらしいことを話しながら凶行に及んだのではないか。それを間近で見た澤村が無意識のうちに「オヤシロさま」に恐怖心を持ったとか、そんな感じだろうこじつけ。これはストーリー上の演出だと思って良いと思う

 

巴を殺そうとした竜宮レナは何者?

→レナではない。(レナ自身がはっきりと否定している。レナはゴミ山で巴と出逢ったということ自体認識していなかった。)レナに首を絞められたというのは巴の勘違い。巴の乗っていた車のガソリン給油口にレナの指紋が残っていたというのは黒幕である花田の嘘。

→→連日の激務で相当の疲労と寝不足を抱えていた巴が一時的に雛見沢症候群を発症、自らの首に傷を付けたものと考えられる。「激しい痛み」「皮膚の中から何かが出てくるような異常な痒み」を気を失う直前まで感じていたこと、目を覚ました巴の首に擦過傷があったことからそれがわかる。後日、まどかの車が爆破された際に見たレナも巴の勘違いである。

→→→影紡し編における巴殺害、また解々し編、本作における車爆破の真犯人は花田。

 

澤村公平、尾崎渚は何故殺されてしまったのか?

→明確な描写はない(はず)が、レナに近い場所にいたことが花田らに都合が悪かったのだと思われる。レナからPCの情報が漏れる可能性を念の為に潰した形だろうか。

 

【ローウェル事件について】

 

ちらちらとその名前が出てきていたが、カケラ紡ぎと本編で補完された。

軽度・中度の精神病患者を対象に処方された治療薬「プラシルa」を服用後、異常行動を起こす患者が多発した医療事故および、その薬にまつわる審査行程の杜撰さと、一部の審査担当者が認可を下した際に受け取ったとされる多額の贈賄を巡る世界的規模の汚職事件をさす。「プラシルa」を独自に開発した「ローウェル製薬」の名前を冠して「ローウェル事件」と呼ばれている。

この事件を経て主犯として一人の男が逮捕されるが、真の黒幕は別に存在する。この黒幕こそが(間接的にではあるが)レナや夏美を狂気に駆り立て、巴の両親の殺害等を画策した人物である。こいつのことは後術する。

余談だが、鷹野の恩師小泉もこの事件に関与していた疑惑がある。漫画では優しいおじいちゃんという面が強調されていたが、実際は相当闇のある人物だったようだ。

 

また、この事件を調査し解決の糸口を掴んでいた人物が、亡くなった巴の父親である。

 

【夏美の豹変について】

 

夏美の精神異常、それに伴う凶行の発端は雛見沢症候群によるものではない。(首を引っ掻いている描写がある為、最終的には発症したと考えられるがwikiによると染伝し編以外は厳密には違うらしい

上述の通りピンクのカプセル薬の過剰摂取により思考が混乱したことが原因。レナ同様に本心からの凶行ではない。

→夏美は薬の副作用で「理性を保った大人しい人格」と「気に入らないものは全て壊したい、邪魔する者は殺したいという残虐な人格」の二つを保有していた。本シナリオでは、後者の人格が夏美の体を支配しようとする描写がある。薬による後天的なものではあるが、「夏美は二重人格なのではないか?」という影紡し編の大石の推理は的を得ていたと言える。

→→本来の夏美は優しい良い子である...はずなのだが、「お疲れ様会」で黒い表情を一瞬見せていたりする。頑張れ暁。超頑張れ。

解析によると、カプセル薬には感情の撃発を沈静化する働きがある一方で認識力に混乱が勝じて妄想と現実の区別がつかなくなる副作用があるとのこと。ちなみにこの薬は未認可かつ危険度AAのとんでもないシロモノらしい。夏美達は知らぬ間に臨床試験のモルモットにされていたのだ。また、澤村公平を殺害した平沼もこの薬を飲ませられたことで自傷行為を行い絶命した。こちらはTipsを参照。

超どうでもいい話だがヘアスタイルを変えた夏美の可愛さはエグイ。あの見た目と甘々ボイスは反則でしょ...

 

【事件の犯人】

 

巴の両親を殺害し、尾崎渚の拉致等を行った実行犯は花田史郎。花田のバックに潜む諸悪の根源は千葉厚生大臣。千葉の下で働いていた塚田も千葉の悪行に一部加担。塚田が伏線とはこれっぽっちも思わなかった悔しい。何なら名前を忘れていたまである

《動機》

花田

→兄を失った復讐。加えて、自分が生きる為。

→→花田の兄は昭和45年に起こった「しらかば山荘事件」の犯人の一味。彼はこの事件で刑事である巴の父に射殺されたのである。

このことがきっかけで花田は養育者を失い、「犯罪者の弟」ということで世間からも蔑まれるようになる。生活もままならない状態に陥るが、そんな時に千葉に拾われ九死に一生を得る。そして、彼は生きていく為に千葉の下についたのである。千葉の立場を有利にするべく、警察に入って内部工作や情報操作、更には殺人をも実行してきた。

→→→花田自身にも負の感情があったのは確か(主に巴、巴の父親、飼い主である千葉に対して)だが、上述の通り彼は実行犯に過ぎない。彼を犯行に駆り立てたのは千葉である。

千葉

→金。具体的にどんな悪事を働いていたかというと、危険性が高いままに製造された新薬、あるいは新薬の許認可を得る前の薬剤を国内へと持ち込ませ、何も知らない患者に処方。その臨床実験のデータを莫大な報酬と引き換えに売り渡していた

→→上述のローウェル事件の黒幕もこいつである。自身に捜査の手が及ばないように花田を動かしていたのもこいつである。夏美やレナが凶行に走った理由も突き詰めればこいつである。正真正銘の屑男。クリーチャーが破壊されると1枚引ける

塚田

→千葉への復讐。千葉を陥れるチャンスを伺う為、自ら千葉の悪事に加担していた。

→→塚田はローウェル事件で千葉の身代わりとして逮捕された男の娘にあたる人物と交際していた。彼女は風評被害で傷付き自殺。交際相手を自殺に追い込んだ千葉に恨みを持ち、復讐するために彼の下へ潜り込んでいた。罪を犯しながらも巴に助言し事件を解決に導いた。

 

 

 

【デュエプレ】自作構築まとめ【随時更新】

はじめに

 

この記事に自作構築を纏めていこうと思います。

 

作ったものを片っ端から載せていくのはアレなので、お気に入りのもの、評判がよかったものを厳選して紹介します。

 

もくじ

 

ジェネラルマンティス入りグッドスタッフ

 

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「超獣の始動」期に構築。

 

使っている人がほとんどいなかった《大昆虫ジェネラルマンティス》を活躍させたくて作ったデッキです。

 

《ジェネラルマンティス》を活かした構築にはなっていると思うのですが、当時の結論構築「4cボルコン」のパチモンなのがなんとも言えませんね(

 

ガルクリーフジャガルピア

 

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「英雄の時空」期に構築。

 

《アストラル・リーフ》の天敵《聖天使グライス・メジキューラ》を《ガルクライフ・ドラゴン》で粉砕するのがコンセプト。《コッコ・ルピア》を採用することで全く接点のない2匹を共存させることに成功しました。

 

ちなみに、《ガルクライフ》が刺さらない相手には《紅神龍ジャガルザー》を投げつけてビートダウンできるので一切の無駄がありませんこのデッキの《ジャガルザー》は本当に強かったです。8マナ貯めてランプジャガルザーで3打点、とかルピアルピアジャガルザーで4打点...とかやったものです。

 

4cアストラルリーフ

 

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「混沌の軍勢」期に構築。

 

カードパワーを極限まで高め、同時に事故率を減らしたリーフデッキです。

 

後に《バブル・ランプ》の登場で微妙に強化されました。ウケる。

 

霊峰メイデン

 

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 「混沌の軍勢」期に構築。

 

事故を起こしたくないという思いに満ち溢れているデッキですね。一時的にですがレジェンド帯で戦っていた思い入れのある構築です。

 

ミケガモさんやくーぼーさんと知り合うことができたきっかけでもあります。ありがたい限りです。

 

エレナヴィーナス

 

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「超神星爆誕」期にエレナ様をリスペクトして構築。

 

《ヴィーナス》でT・ブレイクした後に《ラルバ・ギア》を出してゲームを終わらせるデッキです。数字こそ出ませんでしたが、このデッキをアレンジしてマスター到達を決めてくれた方がちらほら。(使ってくださり本当にありがとうございます)

 

「ヴィーナスの高速召喚は強い」ということは証明出来たんじゃないかなと思います。(のちにカニメカオーが結果を出したのは嬉しいような悲しいような)

 

キャントリップ持ちのガーディアンが出てからが本番だッ…!

 

デイガ武者ドラゴン

 

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「武者聖戦伝」期に構築。

 

まだ《ザンゲキ・マッハアーマー》が無く、《武者》が馬鹿にされていた頃に組み上げた武者デッキです。

 

4×10構築大好きマンの私がこんなに歪なデッキを組むことは稀です(笑)調整頑張ったんだな…

 

私は!この時から!!武者は弱くないと思っていたぞ!!!

 

トリガー阿吽レジェンド

 

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「ささぼーカップ」で使用。

 

1枚目が大会で使用したもの、2枚目がそこでの反省を活かして改良したものです。

 

決勝トーナメントまで行った嬉しさは忘れません…チームを組んでくれた藍乃りぼんさん、ポムポムブリンクさんに感謝を。

 

メンヘラナイト

 

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「戦国武闘会」期に構築。

 

呪文のリロードに長けたナイトと《ボルカニック・アロー》を組み合わせたデッキです。3枚の《竜極神》が時代を感じさせますね…

 

「呪文を連打していると自然とフィニッシャー(獄門イングマール)に繋がる!」というのがコンセプト。当時は《シーザー》や《HDM》といったわかりやすいフィニッシャーがいなかったんですよね。

 

強い雰囲気はあったのですが、使いこなせませんでした笑

 

※画像はカード資産がなかった時のもの。後々改良を加えたはずなのですが、画像が残っていませんでした(悲しみ)ブログやnoteを書きたい人はちゃんとスクショ取っておきましょうね。。。

 

エンシェントキリュージルヴェス

 

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「魔帝剣征」期に構築。

 

《エンシェント・ホーン》を使ったおもちゃ箱デッキ。色々なギミックが仕込まれています。お気に入りのデッキです。

 

《キリュージルヴェス》で《レオパルドホーン》をかっ飛ばすのは楽しかったなあ。※当時はレオパルドホーンのGゼロ条件が緩かった

 

ライゾウ基盤デスドラゲリオン

 

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「戦国大決戦」期に構築。

 

《バルガライゾウ》の基盤がそのまま《デスドラ》に流用出来るのでは?という考えから生まれたターボデッキです。(デスドラはドラゴンなのだ!)

 

デッキパワーは高かったのですが、黒緑速攻の《バインド・シャドウ》に何も出来ずお蔵入りに。

 

フルパワーカチュア

 

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「太陽の神歌」期に構築。

 

このブログでは珍しいガチデッキです。ムラはありますが、NEXキリコ剣誠ナイト全てと正面からぶつかり合える殺意の塊のような山でした。

 

「5cカチュア」とどっちが強いかは諸説。最大出力はこっちが上だと思うんだけどどうなのかな〜

 

城コントロール

 

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「超次元解放」期に構築。

 

《オガプー》下で城を貼りまくり相手をコントロールする陰湿なデッキ。

 

尽きない手札からハンデスと除去を浴びせ、《アイアンズ》と《ランブル・レクター》でフィニッシュしよう!

 

おわりに

 

随時更新予定!

【ひぐらし奉】澪尽し編・表 感想

chikanzya.hatenablog.com

前回

 

コンシューマ版限定の最終章「澪尽し編」を読み終わったので、感想をまとめました。

 

あまり評価が高くないシナリオですが、個人的には面白いと思いました。

前原圭一にスポットが当たり、主人公としての活躍を見事に見せてくれたというのが物凄く大きかったです。私は「祭囃し編」がすごく好きですが、「圭一空気だなぁ...」とは昔から思っていて。(主人公が梨花になっているので仕方ないといえば仕方ないのかもしれないですが)「澪尽し編」はその小さなモヤモヤを取り払ってくれたように思います。単身部活メンバーに挑み「次期部長」になり、梨花ちゃんと真正面から向き合う器量を見せ、沙都子、レナを窮地から救い出す...そんな彼の活躍はとても格好良く、また爽快感がありました。

また、圭一がこれほどまでに成長した理由がしっかりと描かれており、その内容が非常に説得力のあるものだった点も良かったです。圭一の過去の過ち、そして「罪滅し編」のワンシーンを見事に伏線回収するシナリオには感動を覚えました。

過去の清算という話では、沙都子の両親が他界した2年目のオヤシロさまの祟りについて言及されたことも印象深いです。多くの沙都子ファンが救われたのではないでしょうか。

 

園崎魅音、北条沙都子、入江京介の活躍も特筆すべき点でしょう。魅音は前編通して非常に見せ場が多く、特に茜との一騎打ちには震えました。茜に対し、「ならばしっかりその目で見ろ!次期頭首、園崎魅音の覚悟をなぁぁぁっ!!」と叫ぶシーンはゆきのさつきさんの迫真の演技もあり、本シナリオ屈指の名場面だと思います。(そのうち動画貼っつけます

圭一とのイチャラブも見ていて面白く、魅音の女の子らしい面がたくさん堪能できたなと感じます。「魅音上げが酷い!」という意見が少なからずあるようだが、恋愛描写に関しては別にいいんじゃないかな?と個人的には思っています。基本的に前編不憫だからね、魅音。悪いというならば詩音とレナの扱いがあからさまに「下げられている」ことだと思います(後術)

沙都子も魅音に負けず劣らずの大活躍でした。「皆殺し編」や「祭囃し編」同様に梨花や詩音との絡みに涙腺を刺激されてしまいました…。梨花を庇って人質になるという展開は予想できなかったです。悪戯ばかりしていますが、沙都子は本当は友達思いのいい子なんですよね…分岐ルートを全て読んでみるとBAD ENDに伏線があるんですが

...しかし、一番インパクトがあったのはてっぺい☆を普通に喧嘩で圧倒していたこと。これまでの病み沙都子は一体何だったのかという無双っぷりに笑ってしまいました( 鉄平は実はめちゃくちゃ弱いんじゃないか説が私の中で熱い。クスリやってる事実も出てきたし。

イリーこと入江の見せ場はやはりVS詩音、そしてVS小此木パート。冷静で大人な入江が感情を剥き出しにして叫ぶシーンは手に汗握ります。「祭囃し」ですら丁寧な物言いは崩さなかった人物なので尚更。大人勢はカッコ良さでいえば大石や赤坂が目立ちますが、入江も胸に熱いものを持っているんだよなと再確認。

あ、あと鷹野。負傷verの立ち絵が良かったです。

 

そしてもうひとつ。キャラクターの将来に触れる描写がすごくよかったと思っています。進路の為に勉強する魅音や、都会に出るかもしれないが最後には雛見沢に戻ってきたいと宣言する圭一。赤坂の言葉を受け将来の仕事を考える詩音。

祭囃しの梨花ちゃんも然りですが、ひぐらしは同じ時間を繰り返している話なので、未来はこうしたい、こうなりたいみたいな発言をされると感慨深さが限界突破するのです。

 

ただ、よくないところはなかったか?と聞かれると、残念ながらあったと答えざるをえません。

 

個人的に最も気になった点は、祭囃し編の焼き直しシーンが少なからず存在すること。大石の見せ場も赤坂の見せ場も裏山攻防も胸躍る名シーンだが、同じものを別シナリオで見せられるとさすがに飽きが来てしまいます。巴ちゃんが出てきたりと微妙に展開が異なっていたりはするんですけどね…

特に私は「奉」の祭囃し編を後回しにしたので「またこれ見ないといけないのか…?」とちょっとガックリ。山狗という一つの組織と戦うには大人の力が必要なのは明白なので、ある程度展開が似るのは仕方ないのかもしれませんが。

 

続いて、これは過去に投稿された澪尽しレビューのほとんどに書いてあることですが、やっぱり詩音、レナの扱いが良くないかな…。

圭一同様におぼろげながら別の世界の誤ちを引き継いでいるはずなのに、すぐに凶行に走ろうとしたり(詩音に関しては正規エンドでも罪を犯しかけている)人の話を聞かなくなったり。

…正直なところ、私は圭一が目の前の問題をひとつずつ潰していくストーリーそのものは好きです。最初に書いた通り、圭一の活躍は大いに気持ちいいもの。

だが、詩音やレナが好きな人のことを考えるとやるせなくなってしまいます。私も、過去に好きな作品で自分の推しキャラがあからさまに酷い扱いを受けたことがあるので。ラブライブ!サンシャイン‼︎の2期なんですけど。

特定のキャラをあげる展開は全然いいんですが、特定のキャラを下げて特定のキャラを上げる展開は苦手意識がありますね。

追記:レナに関しては裏・澪尽しで破格の待遇を受けていました。あちら、レナファンは必読ですね…!

 

あとは、梨花ちゃんがメインになるシーンが説明くさいというか、ちょっとくどい気がしたのは否めません。1人でかなり長く喋るし。加えて、ストーリーの都合上かなりネガティブなキャラクターになっていたので、読み進めるのが苦しい場所もありました。

梨花ちゃんの語りに反応して、和やかな雰囲気を作り出してくれる羽入の存在は大きかったんですね。

 

あと、ひとつだけ言わせてほしいのは、超常現象のごり押しはちょっとばかり見ていて苦しいw

 

総括。

 

面白かったけど気になるところは少なからずある。そんなシナリオでした。比率でいうと6:4くらいかな…?(超適当)

憑落し編や夏美・巴編が本編に負けないレベルで面白かったので、残念といえば残念。「澪尽し・裏」に期待!

…憑落し編はマジで傑作だと思ってます。アニメ化してください。

 

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