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【ひぐらし奉】裏・澪尽し編 メモ

裏・澪尽し編を読み終えた。

全ての真相を知った今こそ断言したい、これは名作...!

話の感想は別に纏めるとして、今回は「影紡し編」や「解々し編」で残されていた謎の真相について書く。答え合わせだ。

...思いのほか長くなってしまった為、目次をつけた。

 

 

【影紡し編謎回答】

 

警察内の内通者は?

→花田史郎。予想的中!

私が注目した彼の台詞には特に意味はなかったが...

 

畠山あおいについて

→結局登場しなかったが、凶行に至った理由はカプセル薬。夏美らと同じなので続きの項を読んでいただければ。本シナリオでは雛見沢大災害が発生していないのでお爺さん共々無事だろう。

余談だが、畠山家は渚の家のすぐ近くだったことが判明。背景イラストの使い回しとか言ってはいけない

 

ピンク(赤)のカプセル薬

→夏美、レナ、あおいが服用していた惨劇の原因。レナは「PC」と呼んでいた。かつて問題になった薬品「プラシル」の改良薬である。

→→PCは入江機関で使用されている薬のデータの一部を流用して作られている。以前私は「入江が沙都子に投与した薬なのでは?」と予想したが近いところは突いていたかもしれない(嬉しい)

 

【解々し編謎回答】

 

レナは何故傷害事件を引き起こしてしまったのか?

→ピンク(赤)のカプセル薬の影響で心が不安定になっていた為。薬物中毒と言っても良いかもしれない。つまり、レナが本心から起こした行動ではないのである。(多くのレナファンが救われたのではないだろうか...)

→→後術するが、夏美やあおいが異常な行動を起こしたのもこの薬が原因である。

澤村が「オヤシロさま」の名前を口にした理由はわからないが、おおかた暴走したレナがそれらしいことを話しながら凶行に及んだのではないか。それを間近で見た澤村が無意識のうちに「オヤシロさま」に恐怖心を持ったとか、そんな感じだろうこじつけ。これはストーリー上の演出だと思って良いと思う

 

巴を殺そうとした竜宮レナは何者?

→レナではない。(レナ自身がはっきりと否定している。レナはゴミ山で巴と出逢ったということ自体認識していなかった。)レナに首を絞められたというのは巴の勘違い。巴の乗っていた車のガソリン給油口にレナの指紋が残っていたというのは黒幕である花田の嘘。

→→連日の激務で相当の疲労と寝不足を抱えていた巴が一時的に雛見沢症候群を発症、自らの首に傷を付けたものと考えられる。「激しい痛み」「皮膚の中から何かが出てくるような異常な痒み」を気を失う直前まで感じていたこと、目を覚ました巴の首に擦過傷があったことからそれがわかる。後日、まどかの車が爆破された際に見たレナも巴の勘違いである。

→→→影紡し編における巴殺害、また解々し編、本作における車爆破の真犯人は花田。

 

澤村公平、尾崎渚は何故殺されてしまったのか?

→明確な描写はない(はず)が、レナに近い場所にいたことが花田らに都合が悪かったのだと思われる。レナからPCの情報が漏れる可能性を念の為に潰した形だろうか。

 

【ローウェル事件について】

 

ちらちらとその名前が出てきていたが、カケラ紡ぎと本編で補完された。

軽度・中度の精神病患者を対象に処方された治療薬「プラシルa」を服用後、異常行動を起こす患者が多発した医療事故および、その薬にまつわる審査行程の杜撰さと、一部の審査担当者が認可を下した際に受け取ったとされる多額の贈賄を巡る世界的規模の汚職事件をさす。「プラシルa」を独自に開発した「ローウェル製薬」の名前を冠して「ローウェル事件」と呼ばれている。

この事件を経て主犯として一人の男が逮捕されるが、真の黒幕は別に存在する。この黒幕こそが(間接的にではあるが)レナや夏美を狂気に駆り立て、巴の両親の殺害等を画策した人物である。こいつのことは後術する。

余談だが、鷹野の恩師小泉もこの事件に関与していた疑惑がある。漫画では優しいおじいちゃんという面が強調されていたが、実際は相当闇のある人物だったようだ。

 

また、この事件を調査し解決の糸口を掴んでいた人物が、亡くなった巴の父親である。

 

【夏美の豹変について】

 

夏美の精神異常、それに伴う凶行の発端は雛見沢症候群によるものではない。(首を引っ掻いている描写がある為、最終的には発症したと考えられるがwikiによると染伝し編以外は厳密には違うらしい

上述の通りピンクのカプセル薬の過剰摂取により思考が混乱したことが原因。レナ同様に本心からの凶行ではない。

→夏美は薬の副作用で「理性を保った大人しい人格」と「気に入らないものは全て壊したい、邪魔する者は殺したいという残虐な人格」の二つを保有していた。本シナリオでは、後者の人格が夏美の体を支配しようとする描写がある。薬による後天的なものではあるが、「夏美は二重人格なのではないか?」という影紡し編の大石の推理は的を得ていたと言える。

→→本来の夏美は優しい良い子である...はずなのだが、「お疲れ様会」で黒い表情を一瞬見せていたりする。頑張れ暁。超頑張れ。

解析によると、カプセル薬には感情の撃発を沈静化する働きがある一方で認識力に混乱が勝じて妄想と現実の区別がつかなくなる副作用があるとのこと。ちなみにこの薬は未認可かつ危険度AAのとんでもないシロモノらしい。夏美達は知らぬ間に臨床試験のモルモットにされていたのだ。また、澤村公平を殺害した平沼もこの薬を飲ませられたことで自傷行為を行い絶命した。こちらはTipsを参照。

超どうでもいい話だがヘアスタイルを変えた夏美の可愛さはエグイ。あの見た目と甘々ボイスは反則でしょ...

 

【事件の犯人】

 

巴の両親を殺害し、尾崎渚の拉致等を行った実行犯は花田史郎。花田のバックに潜む諸悪の根源は千葉厚生大臣。千葉の下で働いていた塚田も千葉の悪行に一部加担。塚田が伏線とはこれっぽっちも思わなかった悔しい。何なら名前を忘れていたまである

《動機》

花田

→兄を失った復讐。加えて、自分が生きる為。

→→花田の兄は昭和45年に起こった「しらかば山荘事件」の犯人の一味。彼はこの事件で刑事である巴の父に射殺されたのである。

このことがきっかけで花田は養育者を失い、「犯罪者の弟」ということで世間からも蔑まれるようになる。生活もままならない状態に陥るが、そんな時に千葉に拾われ九死に一生を得る。そして、彼は生きていく為に千葉の下についたのである。千葉の立場を有利にするべく、警察に入って内部工作や情報操作、更には殺人をも実行してきた。

→→→花田自身にも負の感情があったのは確か(主に巴、巴の父親、飼い主である千葉に対して)だが、上述の通り彼は実行犯に過ぎない。彼を犯行に駆り立てたのは千葉である。

千葉

→金。具体的にどんな悪事を働いていたかというと、危険性が高いままに製造された新薬、あるいは新薬の許認可を得る前の薬剤を国内へと持ち込ませ、何も知らない患者に処方。その臨床実験のデータを莫大な報酬と引き換えに売り渡していた

→→上述のローウェル事件の黒幕もこいつである。自身に捜査の手が及ばないように花田を動かしていたのもこいつである。夏美やレナが凶行に走った理由も突き詰めればこいつである。正真正銘の屑男。クリーチャーが破壊されると1枚引ける

塚田

→千葉への復讐。千葉を陥れるチャンスを伺う為、自ら千葉の悪事に加担していた。

→→塚田はローウェル事件で千葉の身代わりとして逮捕された男の娘にあたる人物と交際していた。彼女は風評被害で傷付き自殺。交際相手を自殺に追い込んだ千葉に恨みを持ち、復讐するために彼の下へ潜り込んでいた。罪を犯しながらも巴に助言し事件を解決に導いた。