これ
はじめに
お久しぶりです。
久しぶりに両面マスターを達成することができ、報酬として30パックを頂きました。
私は訳あって「龍魂超決戦」をあまり剥けておらず、《モルトNEXT》も《ヘルボロフ》も持っていません。歴代屈指のカスレアと名高いジ・エンドは3枚持って「いました」。ちくしょう。今回で何かしら引きたいところ。
さあ、何が出るかな?
はぁあああぁああ?????
剣誠ジゲンが4枚揃ってしまった
なんでだよ…一枚くらい《モルトNEXT》で良いだろ……
いやまあ弱いカードではないよ《ジゲン》は。弱いカードじゃないけど、絶対4枚要らないじゃんこいつ。覚醒が難しいサイキック・クリーチャーが入ったターボデッキ(5c辺りが妥当かな?)に1、2枚挿して楽しむカードだろ。もう少しコストが軽かったらデッキの核になるであろう能力してるけど9は重いよ。単体で完結してないファッティは使うのが難しいんだよ、お前も《G・イズモ》みたいに自分でコスト軽減しろ。クソっマジで、い、一枚くらいモルトNEXTでいいだろ…
…しかし嘆いていても仕方がない、4枚揃ってしまった以上使うしかないのだ。DMPとして、デッキビルダーとして、漢として、俺はジゲンを極める。大丈夫だ、俺はこれまでに幾つもの構築を世に出してきた。デッキビルド杯に入賞したことは1度もねえけど、多分デッキを組むことは得意なタイプだ。
う、うーん………大丈夫…か?
助けを借りよう
大丈夫ではないと思ったので、私は人の力を借りることにしました。
冒頭で紹介したコレですね。そう、デッキを40枚揃っていない状態で保存しようとした時に出てくるお助け機能です。正確には人ではありませんが、人の叡智が詰まった機能なので実質人です。
思い返してみると、私はリリース開始日からこのゲームを遊んでいるにも関わらず、折角ついているこの機能を使ったことがありません。非常に勿体ないことをしている可能性があります。当時からこの機能があったか知りませんけど。
いやね、私はこういうの非常に多くてですね。「とりあえずやってみるか」と新しいことを始めるのはいいんですが、クオリティアップするための知識量を拡大することがとても苦手なんですよ。どれだけ酷いかというと、最近アイビスペイントの特殊ペンの使い方を覚えたレベルです。広範囲の下塗りが捗る捗る。
理解できるかは別として、用意されているツールや教材にはしっかりと目を通す。これは今私が目標としていることのひとつです。や、やべえ、本題と全く関係ない話で10行くらい使ってしまった。
閑話休題、というわけでデュエプレ公式が用意してくれているおすすめカード提示機能を使ってみようと思います。
描かれているクリーチャーに時代を感じますね
さてこの機能、見ての通り「速攻型」「中速型」「コントロール型」という3種類のチューンが出来るようになっています。
《ジゲン》は重量級カードですから、じっくり腰を据えて戦いたい。「コントロール」を選択しましょう。
何が出るのかな。間違いなく超次元呪文またはドラグナーは選出されるでしょうが、どういったマナカーブ、どういった色バランスで仕上げてくるのか。非常に楽しみです。
気になる仕上がりは…?
コントロール仕様
待て
俺はデッキを組む上で最も大切なのは自由であることだと思っている。戦うフィールドによって厳しくならざるをえないことはあるが、基本的には「このカードは要らない」と断言しないようにしている。
何故なら組み手が意識する対面や環境によって必要なカードはいくらでも変わるからだ。もっと言えばデッキを使うプレイヤーのプレイスタイルによっても手に馴染むカード、馴染まないカードというのはあると思う。
だから「確定枠」みたいな言葉はあまり好きじゃないし、人のデッキを見たらその意図を汲み取りたいと思う。
し、しかし…これはその……無理というかそもそも…デッキではない…
《ジゲン》要素が極めて薄いがそれはまあいい。《バイス・ホール》に《ディアス》や《ディアボロス》を裏返してやろうという心意気を感じるからだ。ピン投なのは、バイスを2枚しか持っていない俺に問題がある可能性も否めない。超次元ゾーンにサイキッククリーチャーいないけど見なかったことにしておく
何処がコントロールなんだ
どうみても進化ヒューマノイドのビートダウンだろうが
そして進化ヒューマノイドを使いたいのになんで進化元が4枚しか入ってないんだ
ヒューマノイドっていうか非進化クリーチャーが8枚しか入ってない。(うち4枚は《ジゲン》である)そのくせ進化クリーチャーは驚異の19枚。進化出来るわけないだろ!
ていうか進化獣の数、ほぼデッキ半分じゃねえか!この機能作った人絶対カイザーフェニックス(世代がバレる発言)好きだろ!それとも侵略か?侵略が待ち遠しいのか!?分かるよちゃんと来るよ!!!
来るから今は《ジゲン》を見てくれ……俺を、助けてくれ…
中速仕様
私は考えを改めることにしました。
《ジゲン》はコントロールデッキで使うカードではないのです。
間違いない。サイキッククリーチャー、ドラグハートを裏返す能力が目立ちますが、本質はここじゃない。ジゲンはスピードアタッカーのT・ブレイカー、こっちです。ジゲンの基礎スペックはあの《鬼丸》すらも凌駕している…!
しかも、バトルに勝ったらアンタップするという強すぎるオマケ能力まで付いています。強化版《ムゲン・イングマール》と考えると、一気にビートダウン向きのカードに見えてきますね。
コントロールに向かないカードをコントロールで使おうとしたから事故が起きた。ならば導き出される答えはひとつ、「中速」でデッキを組むのです。
いざ!
待て
同じじゃん!さっきと同じじゃん!!重い進化獣が軽い進化獣に変わっただけじゃん!!!進化出来ないんだって!!!な、なんなんだよその畳み掛けるような《なう》《マッハギア》《グラップラー》はよ……なんで「全て多い」んだよ、なうでお腹いっぱいになるやつだよそれは……インドカレー屋か?
あと俺は《ジゲン》でビートダウンしたいんだよヒューマノイドじゃないの。いや俺デュエプレのヒューマノイドめっちゃ好きだけど今は求めてないんだよ。鬼丸もナグリもいらないよ、なうも今は要らない。
11月にあいみょんのライブいくンゴ
そしてなんなんだよしれっと追加されてる2枚の《デスフェニ》は。こんなところで古参ぶるなよ何もカッコよくないぞ。そして中途半端に《ピアラ・ハート》入れたり《マッハギア》増やしたりしてしっかり進化想定してますよ感出してるのがまた腹立つ。《ジゲン》にデスフェニの種になるという採用理由が生まれてやがる。わざとやってるだろお前…本当はもっといい構築組めんだろ…《デッドリーラブ》もそういうことなんだろ……?お、俺を弄ぶんじゃねえ…
ところで《デュアル・ザンジバル》はなんなんだ。手打ちしやすい除去として選出されているというのはなんとなくわかるんだが、なんでザンジバルなんだ。《デス・スモーク》とか《ファンタズム・クラッチ》で良いじゃん。もしかしてブロッカーが付与された《メダロス》を想定しているのかとも思ったが(耐性持ちのブロッカーはデスフェニの天敵なので)、それはそれで《ファントム・バイツ》でいいという…ハッ!
ルカが、好きなのかもしれない。それなら納得はできる。
このイラストいいよな、腋を見せ付けられるアングルなのに敢えて見せない。それでいてこの漢を見下すような顔…ルカ姉のSっ気が存分に出ていて素晴らしいよな……
く、クソッ!ルカッ!闇の守護者のくせにそんな透き通るような真っ白な肌してて恥ずかしくねえのか!!ハァハァ!!!
速攻仕様
私は再度考えを改めることにしました。
《ジゲン》は速攻で使うカードだったのです。
コストは9と非常に重いですが、《ジゲン》はマナゾーンに埋めることで赤マナをひとつ生み出すことができます。
これは《ブレイズクロー》や《コダマンマ》といった優良速攻クリーチャーを早期に出すことに繋がります。なんなら《デュアルショック・ドラゴン》のストライクバックコストにもなります。
マナゾーンに埋めても一切マナを発生させない何とも扱いに困るカードもある昨今です。「1マナを生み出せること」は間違いなくジゲンの強み、素晴らしい速攻デッキになること間違いなしでしょう。
一見"ジゲンで勝つ"ことを放棄しているようにも思えますが、ジゲンを積むことで速攻デッキが苦手とするガチンコ・ジャッジへの耐性を獲得しています。
それでは参ります。
ああああああああああああああああああああああああああもう!!!
確かに増えてる。軽量カードがたくさん増えてるけどさあ……《ポチョムキン》はクリーチャーじゃないし、《イッタンイート》は、場に残らないんだよ……進化出来ないじゃん……なんで星の数ほどある1〜3コストのクリーチャーの中からコイツらをチョイスしたんだ…ピンの《キルホルマン》や《ギャラガ》が逆に違和感あるよこっちを増やしてくれよ!
あとここらでちょいと超次元ゾーンに触れさせて欲しいんだけど、なんで一貫して《ディスガルド》4投なんだよ。根本的に出す気がないリストなのは「ブラフなんだな」で通るのでギリ良しとして、せめてもう少し相手に「圧」がかかるドラグハートをチョイスしてくれよ。そのカード1点ツン!って突けば裏返るんだよ。《ジゲン》でディスガルド裏返すの壮大なギャグでしかないんだよいいんだよこんなところで笑いを取らなくて。。。
そもそもの話、この異様なまでの赤黒推しはなんなんだよ。俺はジゲン以外のカードを指定してないんだぞ、5文明あるんだからもっと色々な組み合わせを検討してくれてもいいじゃないか。なんで変なところ頑固なんだよ縛りプレイでもしてんのか。お前絶対プロフィールの使用文明グラフ偏りすごいだろ俺か?
…
……まじで、俺、なのでは?
考えてみると、あまりにも赤黒ヒューマノイド推しがすぎる。そして今回は《ポチョムキン》、前の2デッキには《ローズ・キャッスル》。城オタクであることも匂わせている。
おすすめカード機能、このブログをひたすら読み込ませたAIだろ…
や、やめろよ…嬉しいだろ……ブロガー冥利に尽きるぜ………いくらでも読んでくれよ…正直あんまり役に立たないうっすいブログだけどさ…もう大好き…チュッ
※冗談です
おわりに
というわけで、デュエプレに備わっている謎機能「おすすめのカードでデッキを埋めますか?」は
・役に立たない
・妙に前原臭がする
ということがわかりました。
使わなくていいです。
おまけ
私は思いました、
《ジゲン》4枚しか入れなかったのが間違いだったのではないかと
考えてみれば生成AIというのは情報をこれでもかとインプットするからこそクオリティの高いものを出力出来るのです、今回の失敗はチャットGPTでいう「質問の仕方が悪かった」パターンなのではないでしょうか。
すみませんまじでこういう話題疎いんで変なこと言ってたらごめんなさい許して
つまり、
これくらいやればさっきまでとは全く異なる質の高いジゲンデッキが生まれるのではないでしょうか。
早速やってみましょう。選ぶのは「コントロール」です。
解散