はじめに
今までのヒューマノイドのデッキって、実は言うほどヒューマノイドデッキじゃなかったんですよ。
というのも、仲間のサポートに長けたハンター/エイリアン勢がハンター/エイリアン以外のヒューマノイドに厳しいので、「どこからでも進化ヒューマノイドが出せるぜ!」くらいしか種族シナジーがなかったんですよね。お前らもっと仲良くしろ。
私は思いました。"ヒューマノイド"のサポートカードが欲しいなあと。
…まあその進化ヒューマノイド(特に《オニナグリ》)が強いのでヒューマノイドで固める意義はあったんですが、現環境で強いヒューマノイドは場に残すことに価値がある《キクチ》や《エンターテイナー》。出来ることなら進化させず、場に維持したいカードです。
私は思いました。非進化のフィニッシャーが欲しいなあと。
…
一気に叶ってしまった
革命が、起きすぎている。
新弾はドラゴンサーガじゃねえ。ヒューマノイドにとっての"革命編"………!
この2枚が本当に強いので、語らせてください。
リンクウッド
まずは《リンクウッド》。
マナ武装で1コスト軽い《ウォルタ》になります。
シンプルに偉すぎる
デュエプレの赤は妙に手札補充が得意なので特別感こそありませんがメタクリを出す前のターンに設置できて、恒久的にドローできるのは非常に優秀。
今までのヒューマノイドデッキはメタクリを出した後の行動が若干窮屈だったのですが、このカードの登場でもたつくことなく後続を用意できるようになりました。
ヒューマノイドの5〜6コスト帯にはスピードアタッカーがひしめいているため、メタクリで足止め→スピードアタッカーで押し込むという構図が自然と作れるのが美しすぎる…!
ゲーム中盤に引くと腐りがち・マナ武装達成のため色バランスに気をつける必要があるという欠点こそありますが、ヒューマノイドデッキのレベルを大幅に上げたカードであることは間違いないでしょう。
グレンモルト
続いて《グレンモルト》。
バカ
《オニナグリ》と《鬼丸爆》を足して割らなかったかのようなキチガイスペック。盤面破壊も押し込みも出来るので、これまで進化ヒューマノイドが入っていた枠に自然とぶちこめます。その気になればブロッカー化して延命したり、ハンデスすることも出来ます。あまりにも、引き出しが多い。俺はこういう男になりたい。
グレンモルトはその性質上それなりに横展開する構築で使う必要がありますが、ヒューマノイドで固めるとその条件を綺麗に満たせるのも良いですね。《エンターテイナー》である程度トリガーケアできるのも好相性。
VS中速ビート相手だとコストの重さが気になりますが、《フィディック》などでサポート可能です。
その他
ヒューマノイドデッキを使った方であれば、一度は《キクチ》を引けずにビマナ対面を落としたことがあるでしょう。(あってくれ)4枚しか入っていないカードを3ターン目までに引き込むというのはなかなか難しいものです。
ですが、《ヒビキ》の登場でマナ加速メタ8枚体制にすることが可能となりました。これだけ入ってりゃどっちか引けるってもんです。
白単や祝門に刺さります。
ジジイなので、3マナで《フレイムバーン・ドラゴン》が出せることに驚きを隠せません。
3コスト以下の優秀なヒューマノイドが増えたことで間接的に強化された1枚。
こいつで《ヒビキ》や《キクチ》を使い回す動きは嫌らしいの一言です。
《その子供、凶暴につき》との相性も抜群なのですが、子供があまり環境に刺さっていないのが惜しいところ。
デッキサンプル
NDマスター到達
ADマスター到達
墓地ソースには逆立ちしても勝てないのでタイミングを選ぶ構築だと思います。
お前白単サザンはどうしたんだよ!と突っ込まれそうですが(前回記事参照)、お恥ずかしながらパーツが揃っておりません()
み、みんながみんな新弾発売1週間以内にビクトリー4枚とSR4枚揃えられると思うなよ!うおおおおん!!!
動画
おわりに
というわけで、ヒューマノイドデッキが熱い!というお話でした。
私は色々なタイプのヒューマノイドデッキを触ってきましたが、今回の形が1番好きです。わかりやすいパンチャーが入ると攻撃の厚みが違いますね。
…久しぶりに敬体メインで文を書いたので、締め方がわかりませんね。
仕方ないので、この曲を残して退散しようと思います。
それではまたどこかで。
昔これのデスノMADがあって腹よじれるくらい笑った思い出があります