はじめに
ループの申し子《トワイライトΣ》が普通に使っても強かったのでデッキを紹介しようと思います。
…このタイトルに見覚えがある人は、私と同じサイトを見て育ってきたカードゲーマーだと思います。ピンと来たら教えてくださいね(笑)
元ネタ構築と違ってΣが変身するわけではないんですけどね
構築
今回は(今回も?)カジュアルマッチ用の構築です。
《トワイライトΣ》の能力を使うことに特化した、サイバーたっぷりのフルクリーチャービートダウンです。
基本的にはマナカーブに沿ってサイバーを出し、デカいクリーチャーで殴るだけなので、誰でも簡単に扱えると思います。
《トワイライトΣ》はマイナー寄りではありますが、サイバーであれば何でも踏み倒せる強力なカード。本デッキでは、
潤沢な手札をもたらすパワカ《N・ワールド》
ブロッカーを紙切れにする《A・アイアンズ》
この3体を状況に応じて使い分け、勝ちを狙っていきます。
軽量サイバーが14枚、大型サイバーが10枚入っており、変なギミックこそないものの安定感のあるデッキになっています。
ループしない《トワイライトΣ》がいてもいいじゃないか!
チェンジ、L!
本構築の《L・デストラーデ》は非常に攻撃的。軽量クリーチャーが多めに採用されているのでポンポンと横展開することが出来ます。
ホーリー・フィールドが発動している状況であれば相手を選ばず出していけるでしょう。(S・トリガーに頼りたい場面では盤面を埋めすぎないように気をつけてください)
もちろん、シールド追加による耐久性能も健在。トリガークリーチャーが16枚入っているので、なかなか固いです。
そして特筆すべきは、《デストラーデ》で《トワイライトΣ》を捲れば進化速攻できるということ。「青白シンラン」を使ったことがある方であれば「あの動きか」とすぐにわかるのではないでしょうか。9マナあれば《クラゲン》と合わせて確実に狙えるのが良い感じ。
とても強いカードですが、1、2ターン目にマナに埋めることが多い関係で出さないこともしばしば。
チェンジ、N!
《N・ワールド》はもちろん手札補充要員。L、N、Aの中で1番使うのは間違いなくこいつです。《トワイライトΣ》で早出しするのは勿論、普通にコストを支払って出すことも多いです。
さて、本デッキで《N》を使うにあたり、おさえておきたいテクニックが2つあります。
一つ目は、出す際は《ムゥリャン》や《クゥリャン》といった軽量サイバーを出来るだけ手札に残し、山札に戻すことです。
こうすることで、《N》の後に出す《トワイライトΣ》の爆発力を大幅に高めることができます。《クゥリャン》達はドローできるカードなのでトップが弱くなる心配もさほどありません。
二つ目は、《トワイライトΣ》による《N》の使い回しです。主に「MRC」に対して有効なテクニックであり(なんでカジュアルマッチに生息しているんだ…?)、かなり長いターンを稼ぐことが出来ます。
ファンデッキでありながらMRCとやりあえるのは本構築の良いところだと言えるでしょう。負ける時は普通に負けるんですけどね
チェンジ、A!
《サイバー・A・アイアンズ》は上記2体と比べると出番は控えめです…が、このデッキになくてはならない存在です。
このカードは大型ブロッカーでガッチリ固めてくる相手に対して使います。そう、このクリーチャーはクソデカミリオンパーツなのです。睨み合いを制しにいきましょう!
VS天門は《アイアンズ》と《バルカディアス》どっちが早いかみたいなところがあります。呪文が入っていないので《バルカディアス》出されても詰みではないですが
たまーーーに、《N》が引けない時のドローソースとしても活躍します。
改造するなら?
最軽量サイバーである《トリア》は《トワイライトΣ》の踏み倒し能力を使う上で非常に役立つと思われます。《ラブリー・ハート》辺りを削って入れておくのはアリかもしれません。
ハンデス対策の《M・ジェスティ》も良いですね。
あとは...まあうん...あんまり言いたくはないんですが、《サイバー・G・ホーガン》を入れるのも一考ですね...2枚ではありますが《クラゲン》が入っているので「トワイライトΣ+クラゲン+ホーガン」のテンプレループは狙えますし(ループ型に詳しくないのでこれ以上の言及は避けます笑)、何も考えず出してもほぼ確実に2体の踏み倒しが保証されているので弱いはずがありません。採用していない理由は、展開要員は《デストラーデ》で足りているから…というのは建前で、《ホーガン》1枚しか持っていないんですよね…ふええ...
おわりに
ループしない《トワイライトΣ》がいてもいいじゃないか!と声高々に言っておきながら《ホーガン》の採用を勧めてしまった……
ま、まあそれはさておき、素直なビートダウン構築故に単体性能が高いカードが多いので、これはこれで楽しいですよ!
《トワイライトΣ》を余らせている方、良ければ遊んでみてください。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。