前原メモ

あまり役に立たないゲームブログ ほぼデュエプレ

【デュエプレ】新カード解説・評価②【10弾EX】

はじめに

 

デュエプレ公式Twitterが公開している新カードの解説・個人的な評価をしていきます。

評価はざっくり4段階とさせていただきます。評価の内容ですが、

 

4:単体性能が極めて高く、様々なデッキに入る汎用性があるカード

3:デッキを選ぶが環境で戦える力は十分にあるであろうカード

2:欠点が目立つが一芸に秀でている雰囲気があるカード

1:ガチで使うには力不足なカード

 

こんな感じで数字をつけていきます。

※私が勝手に思っているだけなので、「ああ、こういう風に考えている人もいるんだな」程度に捉えて頂ければ幸いです。

 

今回は自然文明!

 

カード紹介

 

禁門の超人(キジマ・ジャイアント)

 

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事前評価:3(2寄り)

 

モードでコスト踏み倒しかクリーチャー除去を飛ばせるジャイアントです。神化編1弾で登場したカードですが、そちらではコスト踏み倒し能力ではなくハンデス能力(墓地送りではなくマナ送りですが)を有しています。別人やないかい!

 

さて、デュエプレにおけるこのカードの話ですが、正直単体性能はそこまでかなという印象です。効果は魅力的ですが、5マナのアタックトリガーはさすがに遅いと言わざるをえません。(能力持ちの割にパワーラインは高めですが)

 

こいつは《ザンゲキ・マッハアーマー》ありきのカードですね。(マッハアーマーが使いやすい環境であれば強いし、マークがきつければ弱いでしょう)4→5で綺麗につながり、即座に2点形成することができます。展開を補助しつつ《禁門》を守ってくれる《西南の超人》を踏み倒せば非常に鬱陶しいことでしょう。

その他、良さげな踏み倒し先としては、高スタッツかつクロスギアにアクセスできる《アクア・ツバメガエシ》、手札補充能力と優秀な種族を持つ《サイバゴン》あたりが挙げられるでしょうか。

...《カースペイン》?奴を1番に思い浮かべたオタクは連絡をください。友達になりましょう。

 

除去範囲も結構広いですが、相手のマナを増やしてしまう為過信は禁物。

 

剛撃竜騎ヴィレム海舟

 

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事前評価:3(2寄り)

 

覚醒編第2弾で登場した大型クリーチャーです。恵まれた種族を持っているのでコストのわりにフットワークは軽め。

私はかつて「5cヴァルキリアスムサシ」という5cバスターの劣化でしかないデッキを愛用していたのですが、そこに入れていましたね。《サイゾウミスト》をサーチできるのが強そうポイントでした(強くはなかった)

 

【デッキ】5Cヴァルキリアスムサシ - デュエルマスターズ DMvault

 

それはさておき、デュエプレでは、「連ドラ」の強化パーツになるのではないかと注目しています。

というのも、このカードは色が良い!初動である自然マナを生み出すことができます。そんなことかよと思われるかもしれませんが、デュエプレの自然ドラゴンってあんまり連ドラ向きじゃないんですよ。火単色のドラゴンばっか強いの何なんw

 

www.youtube.com

 

(デュエマやってる藤井風嫌だな...)

 

その点このカードは場に残れば強い《ボルグレス・バーズ》みたいなもの(突然追加されたリュウセイカイザー能力たまんねえ~!)なので連ドラ適性ありまくり。手打ちが難しい以外の欠点が見当たりません。実際に使うのが楽しみです。

 

サムライデッキには...入らないかな...。SA付与は《マッハアーマー》で良いですし、手札補充も《ゴエモン》や《モノノフ》あたりで足りるでしょう。《ドルゲーザ》軸のジャイアントデッキに入るかは諸説。

 

大宇宙シンラ

 

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事前評価:3

 

戦国編第1弾で登場した進化ジャイアント。15000という高いパワーと豪快なリセット能力を持っていますが、これでも紙ではレアカード止まり。戦国編のカードパワーの高さを感じさせる一枚です。今回、大幅な強化を受けてデュエプレ登場が決まりました。

 

少々ややこしいテキストですが、要約するとこのカードは「出せばどれだけ劣勢であろうと2VS1の状況に持ち込めるTブレイカーのSトリガー」です。性質上ダイレクトアタックを防ぐことはできませんが、序盤~中盤にトリガーすることで一気に形成逆転できるカードだと思われます。

かつての《驚天の超人》や、トリガー《ヘブンズ・ゲート》から出てくるブロッカーを見てもわかる通り、早期に現れるファッティは想像以上に対処がしづらいもの。私はかなり強いと予想します。

 

ただ、展開力に秀でたジャイアントと《シンラ》の能力は、正直なところ嚙み合っていません。こいつはあくまでも劣勢時の切り返し要員で、自分のターンに出しても強い場面は多くないことは意識しておいたほうが良さそうです。(除去された味方はすぐにマナとして使えるので、再展開自体はできるかもしれませんが)

 

余談ですが、私はこのカードが「ニンジャ・ストライク」を引っ提げて登場するのでは?と思っていました。そんなことはありませんでした。オタク特有の深読みをしてしまった...!

 

検察するエンシェント・ホーン

 

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事前評価:2

 

聖拳編1弾で登場した《ボルバルザークエクス》のパチモン。こっちのほうが登場早いですけど癖は強いですが、紙では「除去ボルバル」で活躍した実績があります。

 

紙では「すべてのマナをアンタップする」という効果だったので、若干の弱体化を受けての参戦となります。やはり全マナ回復は危険だと判断されたのでしょうか?それでも、いろいろな悪いことを考えられる魅力的なカードだと感じます。

《ストリーミング・チューター》でガッツリと手札を増やし、《エンシェントホーン》を延々と並べての《キリュー・ジルヴェス》とかやりたいですねえ!

 

...ただ、ガチ環境で戦えるかといわれると、現状では微妙と言わざるをえません。今の早い環境では、このカードの強さを引き出すことは難しいでしょう。以前に発表されたナイト達が「ガントラビート」や「速攻」を駆逐してくれれば、活躍の機会はあるかと思います。

 

逆風でも使いたいという場合はシールド回復カードと組ませるのがスマートでしょうか。

例えば《ライトニング・キッド》。浮いたマナで出せるコストなので《エンシェントホーン》視点でも相性が良い便利カードです。先日発表された《ミルザム》も面白いですね。

コンボデッカーさんの構築が楽しみです。

 

最後に小技をひとつ。

《念仏エルフィン》などのカードで《エンシェントホーン》自身のコストを下げると、マナが余分に回復していきます。怪しいループが組める、かも。

 

おわりに

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

個人的は《海舟》と《エンシェントホーン》を使ってみたいです!

 

それではまた次の記事でお会いしましょう。