はじめに
Q.デュエプレの記事は休むのでは?
A.新弾出たらさすがにネタ生まれました
というわけで、今日も元気にやっていこうと思います。今回のキーカードはこちら。
《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》ですね。
「連デモ」やってみたかったんですよ。紙では出来なかったテーマデッキが気軽に組めるのはデュエプレの良いところですね。
※連デモ:《ガウル》の能力でデーモン・コマンドを大量に並べるデッキ。紙ではネクラ・カラーが主流だったらしい(デュエマwikiより)
10/17日追記。最新版はこちら↓
デッキレシピ
2弾環境を思わせる、青黒の構築になりました。
正直、構築内容はシンプルなので、今回はデュエプレにおける《ガウル》の立ち位置、そしてこの40枚になった理由を詳しく書いていきたいと思います。
デュエプレの《ガウル》について
スペックについて
能力は悪くありませんが、遅いです。
紙よりもコストが下がっていますが、デュエプレ環境においてはそれでも遅いです。「相手クリーチャーが破壊された時」はさすがにのんびり構えすぎですね。同弾の《キリコ》は場に出すだけで3体踏み倒せるのに…
《ガウル》を使うのであれば自然のマナブーストもしくは《マクスヴァル》によるコスト軽減は必須だと感じました。
組ませるデーモン・コマンドについて
デュエプレには結構な数のデーモン・コマンドがいますが、最も相性の良いデモコマはズバリ、除去能力を持っているデモコマです。
踏み倒したデモコマで更に相手クリーチャーを破壊することで、再びガチャが狙えますからね。《デスライオス》、《オルゼキア》等は非常に相性が良いと言えます。「連デモ」の名の通り、ガンガン連鎖させていきたいところ。
しかし、除去能力を持つデモコマだけではドローゴーを繰り返す相手に対してアドバンテージを稼げません。その為、ハンデス能力を持つデモコマもセットで入れておくと良いでしょう。
NEWなら《ガル・ヴォルフ》、ALLなら《クエイクス》が良い感じです。
進化デーモン・コマンドについて
《ガウル》はデュエプレにて進化クリーチャーも踏み倒せるようになりました。そう、あの《ドルバロム》をタダ出しできるようになったのです。
…が、
実際に使ってみると、《ドルバロム》と《ガウル》はそこまで相性が良くない…
《ドルバロム》が捲れたら強いことは事実ですが、安定感が全くありません。手打ちが出来るならそれでも良いのですが、あいにく彼はコスト10。邪魔になることが殆どでした。《ロスチャ》と《バーロウ》のデザイナーズコンボが強すぎることを再確認。
《ガウル》と噛み合うのは、手打ちが容易な《バロム・エンペラー》や《ヴァーズ・ロマノフ》のようです。
デッキ解説
再掲。
使用ルールはAllです。
本デッキのポイントは以下。
・サイドカラーには水を選択。
→自然にブロッカーを採用できる為、ワンショットデッキ耐性をつけられる。また、質の良いハンデスカードが使える。
・デモコマ21枚、そのうち13枚が除去待ち。
→理由は前述の通り。《ルピ子》や《ヴォイジャー》に間に合う点を評価して4コストデーモンをガン積み。
vs環境デッキについて
相性としては、
有利:トリガーHDM、天門系、除去コン、ナイト
普通:キリコ
回り次第:NEX、ガントラ、メカオー
不利:剣誠、黒緑速攻
といった感じでしょうか。
基本的に、コントロールデッキに狙いを定めて星を増やしていくことになります。《ヘヴィデスメタル》にキッチリと除去を当てることを意識すれば大体勝てます。
…が、見ての通り数の多いビート相手に不安が残るので、効率よくランクマッチをするには向いていないというのが正直なところ。一戦一戦も長いです。
…でも、楽しいです。思わずヒャーハハハって叫んじゃうぜ。
カード紹介
ビューティシャン
コントロールデッキでお馴染み。これ1枚でビート、コントロール両方に耐性が付きます。
より多くドローできる《エナジー・ライト》を採用していた時もありましたが、《ガウル》が動き出せば手札は勝手に溢れていくのでこちらの方が良さそうです。
出しすぎると連デモできなくなることには注意、《デスモーリー》等の生贄にすると無駄がありません。
マクスヴァル
初動。このカードを召喚できれば、その後の展開が非常に楽になります。
《ローズ・キャッスル》で消えないのが嬉しい。
デスモーリー
軽量デモコマその1。
用済みの《ビューティシャン》や《アクアポインター》を破壊できるので《デスライオス》より強いです。何で1弾のカードの方が強いんだ…と思いましたが、本当は《デスモーリー》の方が未来のカードでしたね…
パワーラインがなかなか高く、シールド刻み役を担当することも。シングルブレイクは地味ですが最も反撃を受けにくいことは覚えておきたいポイント!
デスライオス
軽量デモコマその2。
死神しか破壊出来ないので、基本的に自分を破壊することになります。たまに暴走する《ガウル》を黙らせたりもします。
《デスモーリー》同様にスタッツが高めなので、手札が潤ってきたら殴り役に回すと良いです。
アクアポインター
懐かしさを覚える1枚。ゲーム中盤に扱える、質のよいハンデスが欲しかったので採用しました。《ガウル》前に雑に投げるだけでも強い!
パワーラインが心許ないので生贄になりがち。
一撃で《バイケン》を引き抜いた実績がある。
アクア・サーファー
防御+水マナ。
《ガウル》とはシナジーがありませんが、《ピース・ルピア》のようなカードを破壊せず退かせるのはむしろメリットかもしれません。
ベルヘルデガウル
本デッキの主役。相手依存のカードですが、デュエプレの環境デッキのほとんどはクリーチャー主体なのでちゃんと活躍出来ます。
普通に出しても意外と場に残りますが(コスト帯的に《ヘヴィ》に取られることはありますが、処理順の関係で1ガチャは出来る)、余裕があれば除去札をケアした上で召喚すると良いでしょう。方法としては先にハンデスする、複数枚抱える、殴り返し出来る時に出す、適度に刻んでチャンプブロックせざるをえない状況に持ち込む…などなど。ちなみに、踏み倒しに失敗しても手札が増えるのでアド損はしません。
2体以上並べると宇宙が広がりますが、恐ろしい早さでライブラリアウトが迫ってくるので基本的に1体立てれば良いです。相手の盾から《ジャック》が出てくるだけで冷や汗出てくるの笑う(笑い事ではない
デーモンハンド
確定除去。
除去カード過剰では?と思われるかもしれませんが、デモコマの除去は相手に選ばせるものばかりなので、こちらが選択できる除去は貴重なのです。
…一応、《ガウル》で踏み倒せる《ジャラ》と選択かな?《ジャラ》が捲れてもそこまで強くないので私は《ハンド》が好きです。
クエイクス
強烈なハンデス能力を持つファッティ。
久しぶりに使いましたが、優秀な闇クリーチャーが増えているので以前より強いですね。
地味なスレイヤーも《ガウル》との相性抜群!
オルゼキア
《ガウル》のあとに出したいデモコマNO.1。私は持っていませんが、4枚入れても良さそうなくらい強いです。
文句の付けようがないスペックですが、場が空の時に捲れると意味もなく切腹してしまうお茶目(?)なところもあります。
ヴァーズロマノフ
能力と殴り返しで最大2体を破壊できる攻めっ気の強い《オルゼキア》。ビートダウン相手に出すことが出来れば戦況を大きく変えることが出来ます。
SA2点ということで打点としても優秀です…が、墓地肥やしを積み込んでいるわけではないので、自壊能力やチャンプブロックで進化元を事前に用意しておくようにしてください。
デュランザメス
vsコントロールにおけるエンドカード。《ブリザード・ムーン》もびっくりの大量手札補充が出来ます。
G・ゼロの発動も十分狙えます。場のデモコマの数はこまめにチェック!
複数枚入れておくと連鎖して気持ちいいですが、まあやり過ぎかな…(そういうコンセプトでチューンし直すのはアリ
その他入れると便利なカード
悪魔神バロム・エンペラー/悪魔神バロム
→正直過剰ではありますが(多分後述する《ネプチューン》の方が強いです)黒城といえばバロムなので入れると格好良さが違います。
T・ブレイカーが欲しい場面がよくあるので初代《バロム》も一考の価値あり(どっちも持ってなくて試せないマン)
→除去札としてみると《バロム》同様に過剰ですが、このカードの強みは「場を空けられる」ことにあります。
採用するとキャッスル・オブ・デーモン感が増すので芸術点もアップするぜ!
ギガボルバ
→詰めに。無くても勝てますが、マスター到達を狙うならこういうカードで勝率を安定させるべきかもしれません。
おわりに
というわけで、《ベル・ヘル・デ・ガウル》を軸にした連デモの紹介でした。
興味を持っていただけたら幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう。