ダースレインビートといえば「4ターンキル」。
実際は溜めて殴ることも多いデッキですが、速さが純正墓地ソースとの明確な差別化ポイント故「4キルできるデッキ」という紹介をされやすいデッキタイプです。
ダースレインビートの4キルルートは単純明快。
2ターン目:墓地を2枚増やす
3ターン目:墓地を2枚増やし、1点入れる
4ターン目:ダースレイン+クロスファイアでジャスキル
…です。
この動きの中に、非常に美しくないポイントがひとつあることにお気付きでしょうか。
そう、3ターン目に1点入れるという部分です。
ダースレインはキルターンが非常に早いデッキです。一見、早期に盾を刻むのは当たり前の行動のように思えます。
ですが実際にはこの行動、物凄くリスキー。「え、これ盾行くのか?殴っちゃ駄目じゃね…?」と頭を悩ませることが非っっっっ常に多いんです。
具体的に言ってしまえば、墓地は肥やせたけど《ダースレイン》が引けていない時。準バニラの1点が相手への「圧」になるでしょうか。なりません。多くの場合、利敵行為となります。
これが赤単とか黒緑だったら召喚酔いしないクリーチャーで矢継ぎ早に攻められるので良いんですよ。でもダースレインビートは違います。後続の多くは攻撃できないブロッカーや手札交換要員ですからね。やる気が無さすぎる。
しかし、「もしトップでダースレインを引いたら勝てる」という甘い誘惑が、1点刻みを正当化してしまう。ダースレインビートは、実は結構パチンコ要素が強いんです。
こういった事情があるため多色濁りを考慮してもダースレイン捜索を兼ねられる《アツト》が強いんですよね。仮にダースレインを引けなくても、多少は強い行動が出来るでしょう。
私が赤黒や黒単型で《ブラッドレイン》→《パックポックピッグ》の動きを愛用している理由も突き詰めればこれが理由です。少ない手札消費でリソースを増やせることはとても大きいのです。デュエプレでは《モールス》が4枚使えますしね。
…という、ダースレイン小話を少ししたところで本題。
この「全く圧がかからない1点」、既視感があったんですよ。
なんだっけこれ。全然分からねえ、でも無性に懐かしい気持ちになりやがる。これは一体?とずっと考えていました。
その答えが、遂に出ました。
キミだよ キミなんだよ……
懐かしいな……君と戦ったあの日々は辛かったけど楽しかった……
アレがあったから、今でも俺は《ザーディア》と《ゴリアック》が怖いよ。
ハマるデッキって、何かしら似た要素があるのかな?なんて思ったりしました。
皆様はどう思いますか?
それではまた次の記事でお会いしましょう。