はじまり
数日前から、私は《再誕の社》にハマっている。
理由は単純明快、
「ひぐらしのなく頃に奉」の追加コンテンツを購入し、久しぶりにオヤシロさま狂信者になってしまったからだ。あぅあぅ。
様々な《社》デッキを考案した。だが、その多くは恥ずかしくて公にすることが出来なかった。
…何故か?
その理由もまた単純明快、
《社》を鼻で笑うとんでもないマナブースト要員がいたからである。
《メイ様》がいる環境で《社》基盤を使う意味はあるだろうか。「社最強!ダークライフ社は天才的ムーブ!!」と呟いたところで誰が共感してくれるだろうか。してくれるわけがない。(呟いたけど)
私は頭を抱えていた。唸らずにはいられなかった。ストレスからだろうか、異様な首の痒みを覚え、毎日それを掻きむしる日々を過ごした。
だが、《メイ様》は鬼ではなかった。彼女は突如私の前に現れ、こう告げたのである。
「森に、帰るよ」
メイ様、"時報"だったのか…
《再誕の社》の強みと弱み
…というわけで、ようやく胸を張って《社》のデッキを紹介できるようになったわけだが、その前に《社》の強みを記しておこう。
《社》の強みは、2→4→7のマナカーブを比較的容易に形成出来ることにある。
晴れてNDに復帰した《ダーク・ライフ》を使えば2枚で完結するお手軽コンボなのは勿論、《ライフ》→何か+《社》でもいい。最悪《ライフ》→《社》でもマナは伸びるため、完全な死に札になることは少ない。
《メンデルスゾーン》や《フェアリー・ミラクル》と違い構築を縛らない点も優秀である。
反面、《フェアリー・シャワー》のようなリソースを残す力は一切無い為、ゼニス域までマナを伸ばすデッキに積極的に採用できるかは怪しい。
どちらかというと、7マナあれば相手を破壊できるカードとの相性が良いだろう。
このあたり。
今回は《ドラゴンフレンド・カチュア》を切り札に据えたデッキを紹介する。
構築
一言で言えば《番長大号令》を採用した「ドラゴンフレンド・カチュア」。
2コストブーストの後に《番長大号令》を唱えることで《ドラフレ》を探しつつ墓地枚数を2にすることが出来る。
多色が多いと折角の2ブーストが無駄になりかねないため《メテオライト》は泣く泣く見送り、代わりに《ガイアール・ゼロ》と《国士無双カイザー》を採用してまとめ上げた。
カード紹介
番長大号令
2コストブーストと《社》の間に無理なく唱えられる呪文。
終盤は《ドラフレ》や《エクス》に化けてトップ解決に貢献してくれる。
連打しすぎると《ドラフレ》の弾が無くなる点には注意したい。
再誕の社
最速4ターン目に《ドラフレ》を立てるためのキーカード。
墓地を減らす特性を持つ為、「MRC」に刺さることがあるかもしれない。多分ない。
無双竜機ミツルギブースト
《キクチ》や《エンターテイナー》といった、こちらが気持ちよくなることを妨害してくる空気の読めない(・3・)クリーチャーを対策するために採用。
《番長大号令》でサーチでき、《ドラフレ》に繋がるマナ加速カードでもある。
ガイアール・ゼロ
メインアタッカー。《ドラフレ》や《永遠》でスピードアタッカーにするとアホみたいに強い。
《ヤヌス》+《キル》で雑にスピードアタッカーを作ったり(ちなみに《ドラフレ》をスピードアタッカーにすることも出来る)《プリンプリン》でカウンターを防止したり…とにかく出来ることが多い。
母なる大地
マナに落ちた《ドラフレ》を場に出したり、受け札として用いたりする。
《メテオライト》がいないので受け札としてのスペックは高いとは言えない…が、相手によっては《国士無双カイザー》が代替カードとなり得る。
国士無双カイザー「勝×喝」
天敵《永遠のリュウセイ・カイザー》を焼くことが出来る。
《覇》も焼ける為「ドラゴンなら一通り倒せるな」と高を括っていたのだが、《バジュラ》に分からされた。
サイキック
相手を選ばす展開するため低コスト〜高コストまで満遍なく採用。
とりあえず《ヤヌス》と火のサイキッククリーチャーを入れておけば機能する。(NDだと《ヤヌス》が使えなかったりする)
メモ
マナをためて《ドラフレ》やハンタードラゴンを投げていく。
《永遠のリュウセイ・カイザー》もしくは《ガイアール・ゼロ》から《ヤヌス》+火のクリーチャーを出すことで《ドラフレ》をスピードアタッカーに出来るため活用する。
《ガイアール・ゼロ》の攻撃で除去呪文を踏んだ場合は《ヤヌス》が裏返るタイミングが来ない点に注意。(一敗)
《番長大号令》からスピードアタッカーを投げつけるため、8〜9マナまで伸ばせると理想。
戦績
ゴールド帯からジャンプアップし、そのまま6連勝でマスターに到達することができた。
しかし、その後レートを盛ることは出来ず地底へ。ピーキーな性能なのは否めないようだ…
あと、単純に筆者のプレイングが下手。盤面にあまりクリーチャーが残らないから、1ミスが負けに直結する…
おわりに
いかがだっただろうか。
面白いと思って頂けたら幸いである。
それでは、また来年の綿流しの日に。