はじめに
うおおおお!!
SVランクバトル・ダブルバトルにてマスターボール級まで上がることができました!
剣盾では良くてスーパーボールくらいだったので、幸先良いスタートが切れて嬉しいです。
今回は、私をマスターボール級まで連れていってくれた「ドンカラス構築」の紹介・解説をしていきたいと思います。
と言いたいのだけど
今回私が使った構築はドンカラスをこよなく愛する友人そる氏が作ったもので、私はそれをレンタルさせてもらっただけにすぎません。
詳しいことは書けないので、
まずはこの記事を読んでください。
この記事は読まなくてもいいので、この記事を読んでください!(迫真)
私はドンカラス構築のここが強いポイントをピックアップして紹介していきます。
ドンカラス構築のここが強い
ドンカラスが強い
先ずは主役のドンカラスについて触れていきましょう。
上記記事にて「思いのほか積極的に選出し、しっかり活躍してくれました」「想像よりずっと強かったです」と記述されているのですが、これはマジです。
私は本構築を握った当初、自分が過去にギミックパーティ又はサイクル重視のパーティばかり使ってきたこともあり、ドンカラスの選出を躊躇いがちでした。
とか、
のような選出が多かったのです。
これはこれで強くパーティの完成度に唸ることになりましたが、ガブリアス以外の火力がそこそこであるが故にダメージレースで負けることが多々ありました。(ガブリアスの地震を草テラスタルで受け流され、そのままジリ貧になる等)
また、相手にS操作を通されるとリカバリーが効かずそのまま押し切られる問題もありました。
この問題を綺麗に解決するのがドンカラス。手助けでガブリアスの火力を補強したり、範囲技+ダメ押しで雑に残数有利を取ったり、不意打ちで縛り関係を逆転させたり。
ドンカラスの使い方をレクチャーしてもらい、彼を積極的に選出するようになってからは勝率がググッと上がりましたね。(参考までに、ハイパーボール帯は無敗で切り抜けることができました)
「ドンカラスを出せなくもない構築」ではなく「ドンカラスありきの構築」になっているのが素晴らしいなと思います。
私が思う現環境におけるドンカラスの魅力はガブリアス、そしてサーナイトと並べた時の異常な攻撃範囲の広さ。手助けテラスタル地震はほぼ全てのポケモンを問答無用で吹き飛ばしますし、悪+超+妖の攻撃範囲は異常なほど広いです。
低速気味な初期環境にマッチした素晴らしい並びと言えるでしょう。しかも、苦手な高速アタッカーには不意打ちで一矢報いることが可能です。素晴らしい。
余談ですが、環境に蔓延る憎き進化前・ヤミカラスとは全くの別物です。少なくともこの構築は確実にヤミカラス<ドンカラス。現環境はサポート特化のヤミカラス・攻撃役も兼ねられるドンカラス両方に独自の強みがあって良いなと思います。
インフレが進むとサポート特化ポケモンの方が使いやすくなってしまうので、ドンカラスを使うなら今ですよ!さあ皆、闇の石を消費しよう!
覚醒ヘイラッシャ対策が厚め
SVダブルバトルの顔といえばヘイラッシャ+シャリタツのコンビです。この並びは強力かつ拡張性が高いということで多くのプレイヤーが構築に組み込んでおり、シーズン1で1位を獲得したプレイヤーも使用しています。
…というか、調べてみると上位10名のうち6名がこのコンビを採用しているようですね。ますます流行る勘弁してくれ。
この強力な並びへの対抗策を多く持っているのはこの構築の強みと言えるでしょう。
Wロトム、ユキノオーの一致技(+ノオーは零度持ち)に始まり、ドンカラスには黒い霧、ファイアローには鬼火が仕込まれています。下2つは上から叩かれてしまうと機能しないものの、ヘイラッシャ側の範囲打点である地震は無効化出来るため択ゲーには持ち込めます。
ヘイラッシャは色々な意味で不快指数が高いポケモンです。(ヘイラッシャが好きな方すみません)そんなヘイラッシャと互角以上に戦えるのは精神衛生上とても良いです。
トリックルーム対策が厚め
無対策だと何も出来ずに負けてしまうトリックルーム。速攻タイプの構築はトリックルームが重くなりがちなイメージがあったのですが、この構築にはしっかりと対策が用意されています。
1番わかりやすいのは襷封印テレパシーサーナイト(私の一推しポケモン。使い勝手が良すぎる。今後自分の構築でもパクりたい)。この子を場に維持してガブリアスで地震をしていれば大体勝てます。
メイン戦術でもある手助けテラスタル地震も非常に強力。イエッサン程度であればダブルダメージで吹き飛びます。先発にトリル始動役+サポーターを配置する特化構築は封印に頼らず力でねじ伏せてしまうことが多々あるということですね。
有名な初手グレンアルマ+イエッサンの並びが想定される場合はサーナイト+ガブリアスで並べ封印+テラスタル地震をすると良い感じです。
草テラスタルグレンアルマだった場合でも半減テラスタル地震+サーナイトのフィールドサイキネでH252グレンアルマを落とすことができます。(グレンアルマがテラスタルを切りつつワイドフォースを撃ってきた場合ガブリアスは落ちてしまいます)
裏択の弱保砕ける鎧グレンアルマは無理です。一瞬で盤面が崩壊しますし、サイコフィールドがあるせいでドンカラスの不意打ちやファイアローのブレバでも切り返すことが出来ません。これはふざけた特性を持っているグレンアルマが悪い。
その他思ったこと
Wロトム、なんで◯◯◯◯◯◯没収されているんだ!
上記記事の「反省点」の項に「水ロトムもいじっぱりドンカラス抜きぐらいには素早さを上げておけば戦術の幅が広がったかもしれない」という記述があります。
これを読んで私は「確かに」と思いました。
ドンカラスは横に範囲技持ちのポケモンを置くことで真価を発揮します。現時点でもサーナイト、ガブリアスがいるので使いやすいのはここまでに書いてきた通りですが、ロトムやユキノオーと並んでしまうと出力が落ちる点は気になっていました。
Wロトムにはエレキネットという相手2体を対象とし、本構築が苦手とする浮いているポケモンにそこそこ入り、エースであるガブリアスのサポートにもなる素晴らしい技があります。素早さを伸ばしエレキネットを採用することでこの構築は更に強くなるのでは?と睨みました。
しかしここで気付く…ッ!エレキネットが没収されているという信じ難い事実に…!
なんか、メリープ系列とコイル系列以外覚えなくなってやがるからちくしょう!
ファイアローについて
私も最後まで上手く扱えなかった感は拭えないのですが、個人的にはパーティにいてよい存在だと思います。
その最大の理由が物理炎打点。ガブリアスの地震以外の鋼打点が乏しいため高い素早さからフレアドライブを放てる点がとても便利でした。ニンフィア等のフェアリータイプに等倍なのもありがたかったです。
少し火力を伸ばすことで191-99ニンフィア(ググったら出てきた硬そうな配分のニンフィア)を確定2発に出来るので、持ち物を木炭あたりにしても面白いかなと思いました。
私がニンフィアの処理が苦手なだけなんですが。。。
おわりに
非常に使いやすく強力なドンカラス構築でした。
繰り返しになってしまいますがドンカラス+ガブリアス+サーナイトの組み合わせが本当に強く、ランクバトルをする度になんで対戦ブランクがあるのにこんな構築が組めるんだこのやろうと突っ込んでおりました。
…きっと、毎世代ドンカラスの考察を欠かさずしてきたそる氏だからこそ組めた構築なのだと思います。
そる氏はきっときっとこれからも気付いていくでしょう。
ドンカラスのいいトコ、あと100個は見つけちゃうんじゃないでしょうか。
それが"愛 愛 愛"…
ニコイチ!
(楽しい構築、貸してくれてありがとう!)