前原メモ

あまり役に立たないゲームブログ ほぼデュエプレ

【デュエプレ】使って気付いた"変なハンター"の強さについて②

はじめに

 

この記事は、これの続きである。筆者が実際に使い強さに気付いた「変なハンター」について語っていく。

 

…続編を書くつもりはなかったのだが、ハンターの層が厚すぎてつい書いてしまった。

 

ハンター軍は例えるなら「テニヌ」の氷帝学園。絶対的な強さをもつカリスマ、《ガイアトベ・オウドラゴン》が目立つが、他選手も豊富かつ強い。

 

あーん、聞こえてくるぜ。"ハンターコール"が。

 

アクア・アタック

 

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デカくて少し高品質な《アクア・ハルカス》。

 

6マナ払ってやることが手札補充だけか。《サイバー・N・ワールド》と一緒に収録するのは可哀想すぎるだろ…というのが第一印象だった。

 

実際、今でもこのカードは「単体では」そこまで強くないと感じている。

ハンティングによって6000ラインのクリーチャーに力負けしない(しかも、こいつのハンティングはマイナーすぎて知られていない)という強みはあるのだが、やはり6コストを支払って出すカードではない。

 

このカードはとあるカードと組み合わせることで真価を発揮するのだ。

 

オオ・ヘラクレス

 

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《アクア・アタック》のスペックを最大限に引き出しガチカードに昇華させるキーカードがこの《オオ・ヘラクレス》だ。

そう、《ヘラクレス》を最速で召喚した際、踏み倒して1番強いカードが《アタック》なのである。アドバンテージを稼ぎつつのビートダウンは相手に大きな負担を与えてくれる。

 

…ここまで読んで「本当に《オオ・ヘラクレス》はやれるのか?こいつは嘘をついていないか?」という疑問を抱いた人は多いだろう。その疑問はもっともである。

《オオ・ヘラクレス》のやっていることは《ソルダリオス》のそれである。《ソルダリオス》が登場したのは8弾EX、強い能力ではあるが古臭さは否めない。

私自身、事前評価記事では「ハンターの終着点は《ガイアールホール》だし…」「覚醒ジョンで止まるの気になるな…」等、マイナスな言葉を多く綴っていた。

 

しかし、今ならば断言できる。《オオ・ヘラクレス》と《アクア・アタック》を軸にしたシータヘラクレスは十分ランクマッチで使える強さを有している。※

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サンプル

その理由は赤緑ハンターが苦手とするトリーヴァグレイトフルライフにある。「シータヘラクレス」は、ハンター対策の《ドラヴィタ》を放置して圧をかけていけるのである。もちろん《グレラ》よりも早いし、早期に2点刻む都合デストラーデ》の連鎖対策もついでのように行なえるのだ。パワーラインが高いのでスパークを踏んで一掃されることもほぼない。

赤緑ハンターも《ファルコン》プランに切り替える等《ドラヴィタ》を抜ける術がないわけではないが、かなり細い勝ち筋を手繰り寄せる必要がある。

 

まとめると、ヘラクレス》は呪文を軸に据えた赤緑ハンターの対策を更に対策できるハンターなのである。運営は「ハンターが流行る→対策としてトリーヴァグレラが流行る→ハンター使いが嘆く」というところまで読んでこのカードを収録した可能性が少なからずある。凄い。

余談だが、トリーヴァ側は《ガガ・シリウスを採用することで《ヘラクレス》をメタり返すことができる。どこまで考えて収録内容決めてるんだ...

 

※ただし、総合力で同カラーのNエクスに劣る点が多い為、あまりおすすめは出来ない。

 

セイント・マリア

 

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番外編、こいつは「使われて強さがわかったカード」である。

 

《セイント・マリア》は、《ヘブンズ・ゲート》から呼び出せる大型ブロッカーで、警戒+シールド追加という防御に特化したような能力を持つ。

ビートダウンデッキにとって非常に厄介な壁であることは間違いないが、そんなのは《ミルザム》や《ザーディア》等も同じである。私は「これSRに置くのか。いつかの《ハンゾウ》みたいに炎上しないかな…?」と、少し心配していた。

 

しかし、それは私の杞憂でしかなかった。《セイント・マリア》の恐ろしさは攻撃性能の方にあったのである。

このカードは《ギャラクシー・ファルコン》を事前にセットしておくことで《ヘブンズ・ゲート》から出てくるスピードアタッカーのT・ブレイカーとして扱うことができるのだ!

2体出せばそれだけで相手シールドを削り切ることが出来る。混沌を極めているADで通用するかはわからないが、勝利に直結する強力な個性を有していると言えるだろう。

 

ちなみに、この話の恐ろしいところは紙の《セイント・マリア》はパワー11500のW・ブレイカだというところにある。そう、わざわざパワーを1000上げてT・ブレイカーにしているのである。運営、まさかこの組み合わせまで計算済みなのか…?

 

おわりに

 

ハンター凄い、運営怖い。

 

真面目に、全てのハンターに何かしら使い道があるんじゃないだろうか。

 

《永遠のプリンプリン》は《ガガ・アルカディアス》と《リュウセイ・カイザー》を同時に対策するカードかもしれないし、《アバレ・ムゲン》入りを突き詰めれば《ドラヴィタ》に困らないかもしれない。

 

暇があったら、残りの面々も触ってみようと思う。

 

それでは。

 

余談

 

前回、〆に「デッキビルド杯頑張るぞ💪」みたいなことを書いたのだが

 

普通に投稿するのを忘れた

 

死にたい