はじめに
バトルアリーナで死神デッキを使うにあたり、さまざまなカードを試してきました。
今回はそれらを使って感じたことを書き綴っていきます。死神デッキを触り始めたぜ!という方の力になれたら幸いです。
「死神デッキ」がどういうものか知らない方にはなんのこっちゃ?と思われる記事だと思います、すみません…笑
ちなみに、死神を使った私の最高レートは1574。
…はい。低いとは思いませんが、実績あるプレイヤーとはお世辞にも言えませんね。それでもよろしければ、お付き合いください。
ではでは、早速本題に入りましょう。
※フォーマットはNEWです。
死神術士デスマーチ
カードパワー ☆☆☆
環境との相性 ☆☆☆
腐りにくさ ☆☆
最軽量の死神であり、死神デッキ屈指のパワーカードです。
序盤の防御役、ビートプランを取る際の刻み役、終盤の追撃役…なんでもできます。1コストのスペックではありません、個人的には入れ得なカードだと思っています。
ただ、《ボーン・アミーゴ》もしくは《ボーンおどり・チャージャー》を引けないと序盤手札で腐る危険があります。4枚入れるかは諸説あるかも。それでも3枚は欲しいかな…
ちなみに、《デスマーチ》を活用した小技が結構あるので、覚えておくと役に立つかもしれません。いくつか紹介しましょう。
まずはキングロック解除。死神デッキは多色カードを採用しにくい為《キング・アルカディアス》が若干苦手です。しかし、《デスマーチ》があれば僅か1マナで《キング》のロックを解くことが出来ます。そのまま《XENOM》や《デスライオス》で切り返してしまいましょう。
続いて、スカルムーン高速召喚。《デスマーチ》は進化クリーチャーなので、羅月を経由することなく《スカル・ムーン》を乗せることが出来ます。
このコンボ自体は黒緑Bロマノフ等でも可能ですが、特筆すべきは、死神デッキは《ラヴァール》を採用できる点。上手く回れば恐ろしい速さでT・ブレイクを叩き込むことが出来ます。不利対面をこの動きで無理矢理捲ったことが何回かあります。
緊縛の影バインド・シャドウ
カードパワー ☆
環境との相性 ☆☆
腐りにくさ ☆
「死神、Bロマどうしようもないじゃん!」と嘆いたかつての私が試したメタカードです。《B・ロマノフ》と《DEATH・ドラゲリオン》を寝かせるのが狙いですね。
結論から申し上げますと、さすがにこいつは要らないです...メリットよりデメリットが大きいですね。自分の首を絞めます。ただでさえ枠がカツカツのデッキにこんなカードを入れるのは良くありません。
(一応、中途半端に余ったマナで横に並べられるのは強いのですが、《デスマーチ》で良いです)
「B・ロマノフ」は確かに苦しい相手なのですが、プレイングである程度対策できます。詳しくは《ボーン・アミーゴ》の項にて。
死神封魔ラヴァール
カードパワー ☆
環境との相性 ☆☆
腐りにくさ ☆☆☆
《XENOM》の着地をサポートする2コストの死神です。
…このカードを紹介する前に、まずは2コスト死神の重要性についてお話しさせてください。
《ラヴァール》、そして《デスプルーフ》。この2匹は最速で立てられる速攻デッキ対策です。具体的には、2ターン目に《ヤミノザンジ》のCipを2連射できる状態を作り出すカードですね。
黒緑速攻がブイブイ言わせている間は2コスト死神を採用するのが丸いかと思います。後攻3ターン始動とかしていると《ヤミノザンジ》が捲れても負けますからね…
閑話休題。
さて、この《ラヴァール》ですが、個人的には《デスプルーフ》よりも優先度が高いと感じます。闇の進化クリーチャー(主にXENOM)がバカみたいに強いので。(単体性能はたぶん《デスプルーフ》の方が高いです」
《死神城》があれば僅か6マナで進化速攻XENOMが出来ます、やばいです(語彙力皆無)
ちなみにこのカード、《スカル・ムーン》は2コスト軽減しますが、《スカル》は1コストしか軽減してくれません。《スカル・ムーン》と組み合わせる際は間違えないように。
死神の影デスプルーフ
カードパワー ☆☆
環境との相性 ☆☆
腐りにくさ ☆☆
パワーラインに不安がある死神をスレイヤー化してくれる優秀なウィニー。2体並べれば《デスプルーフ》自身もスレイヤーになります。
他カードと上手く組み合わせれば《バイオレンス・フュージョン》や《バルガライゾウ》の超展開にも抵抗することができる…かも?(実際、私はフォロワーさんがこのカードを使って華麗にHDMを返している瞬間を目の当たりにしています笑)
デッキの進化クリーチャーの枚数が少なければ《ラヴァール》ではなくこちらを採用すると良いでしょう、もちろん両立もアリだと思います。《ラヴァール》4枚、《デスプルーフ》2枚みたいな構築はちらほら散見されますね。
死神亡者ボーン・アミーゴ
カードパワー ☆☆☆
環境との相性 ☆☆☆
腐りにくさ ☆☆☆
相手を選ばず繰り出せる、おそらく最強の初動です。殴れるブロッカーなのが頼もしすぎます。死神デッキは墓地の枚数がとても大切なので、このカードの優先度は非常に高いです。
自壊能力を持っているので《死神盗掘男》と組み合わせることで、手札補充することも可能です。《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》のような裏目もありますが、私はちょいちょい殴らせています笑
さて、そんな過労死担当の《アミーゴ》ですが、特にこのカードが大切になってくる対面が「黒緑B・ロマノフ」です。
この対面では、こいつと《死神盗掘男》の並びを作り、《B・ロマノフ》の攻撃をいなせるかが重要です。不利対面だからこそ抑えておきたいプレイングです。
(この辺の立ち回りを詳しく知りたい方は、最後に紹介する動画を観てみてください)
ボーンおどり・チャージャー
カードパワー ☆☆
環境との相性 ☆☆
腐りにくさ ☆
死神デッキの初動その2。おそらく、「初動としては」《死神城》よりも強力なカードです。
増えたマナで《デスマーチ》を出す動きは速攻デッキに強烈に刺さりますし、次のターンに《ヤミノザンジ》や《死神ハンド》にアクセスできるのはチャージャーならでは。
このカードから繋ぐことでアドバンテージを荒稼ぎできる《リバイヴ・ホール》はコントロール対面で大活躍します。
…ですが、問題は腐りやすさ。終盤に引くと何の役にも立ちませんし、墓地に落ちても意味がありません。(これがとにかく困る)
名前を《死神おどり・チャージャー》にしてくれませんか、運営さん…
死神城XENOM
カードパワー ☆☆
環境との相性 ☆☆
腐りにくさ ☆☆
死神デッキの初動その3。《ゴースト・タッチ》と《フェアリー・ライフ》と《ダルマンディ》を組み合わせたかのような、盛り盛りカードです。更に、《ボーンおどり・チャージャー》と違い、墓地に落ちても意味があります。
こう書くとかなりのパワーカードに見えますが、《ボーン・アミーゴ》、《ボーンおどり・チャージャー》とは異なりこのカードは墓地を肥やすことが出来ません。死神デッキは如何に墓地を肥やすか、みたいなところがあるのでこの欠点はなかなか大きいです。
そして何より、殴られるだけで3→5プランが消失するのは大きなマイナスポイントです。私の構築も含め、確認できた殆どの死神デッキに4枚採用されているカードではありますが、研究が進めば抜けていく可能性は大いにあると思っています。
ただ、弱いカードでは断じてありません、初動と銘打ちはしましたが、このカードが最も力を発揮するのはゲーム中盤。ハンデスで相手の動きを制限しつつ、展開した死神で殴り返しが狙えます。その後は《XENOM》の着地に貢献してくれるでしょう。
パワー+2000って地味に大きいんですよね。《ジャック》《メツ》《エンフォーサー》が効かなくなったり、《アミーゴ》が《キリンソーヤ》をブロックできるようになったりします。《XENOM》が《キリコ》と《サファイア》に取られなくなるのも良いですね。
死神盗掘男
カードパワー ☆☆
環境との相性 ☆☆
腐りにくさ ☆☆
癖は強いですが、数少ないまともな手札補充要員です。後述しますが、《ギガアニマ》は色々と不便な点があります…自身が破壊されても引けるのが良いですね。
守る時、刻む時、ためる時、除去コンチックな動きをする時全てで役立つので採用するのが丸いカードだと思います。多分これがないとデッキが回りません。
(Allだと《アクアン》辺りと入れ替えられるかもしれませんが。試していないのでわかりません)
さて、このカードを語る上で欠かせないのが、複数除去に巻き込まれた時でしょう。この時、盗掘男が1番に破壊されないとドローできません。
これは「自身と味方になんらかのpigを付与するカードが全体除去に巻き込まれた時、発動するpigはそのカードが持つものだけとなる」というルールが関係しています。《インフィニティ・ドラゴン》を使ったことがあるとピンとくるかも。
要するに、
DEATH・ドラゲリオンメテオバーンでラヴァール、死神盗掘男を破壊!
↓
ルールにより、ラヴァールの破壊ではドローが発生しない。「破壊された1体目のクリーチャー」である事実だけが残る。
↓
死神盗掘男は(同時に死んでるけど)「2回目に破壊されたクリーチャー」なのでドローが出来ない。
というわけです。普通に納得いかないですけどね笑
この仕様があるので、《地獄スクラッパー》を採用したデッキ相手には盗掘+ラヴァール+デスマーチみたいな並びはあまり作らない方が良かったりします。
死神の邪剣デスライオス
カードパワー ☆☆
環境との相性 ☆☆
腐りにくさ ☆☆☆
除去能力を持つ死神です。多少融通が効かないところがありますが、中盤の繋ぎ役として採用しやすいカードです。
主な仕事は《コッコ・ルピア》や《マッハ・ルピア》、《西南の超人》といったシステムクリーチャーの除去、《死神盗掘男》と組み合わせての手札補充、とりあえず墓地の死神を増やすなどなど。とりあえず死ぬのが仕事です。
…とはならないのが、死神デッキの難しいところ。
後述する《ヤミノザンジ》や《死神ハンド》の存在を考えると、敢えて場に残しておくプレイングが必要になることがあるのです。除去能力を使う前に一考することを忘れずに!
炸裂の影デス・サークル
カードパワー ☆☆
環境との相性 ☆☆
腐りにくさ ☆☆☆
扱いやすいカードが揃っている炸裂サイクルの1匹。私のBAデッキにも入っています。
このカードはVS速攻、ビートダウンを意識した際に採用を検討できるでしょう。目論見は外れましたが。バトルアリーナ、あんなにキリコが多いとはなあ。選ばせ除去故に大型にも手が出せる(=ヤミノザンジといい感じに役割分担ができている)、トリガーすれば返しのターンで《デスマーチ》が出せるのがポイントです。トリガーを厚くしたいのであればおすすめの1枚ですよ。
ちなみに、手打ちしても強いです。死神じゃない《デスライオス》みたいなもんですからね、こいつ。「デイガナイト」や「NEX」といった、除去札の枚数が重要になる対面で心強いんだァ。
死神ヤミノザンジ
カードパワー ☆☆☆
環境との相性 ☆☆☆
腐りにくさ ☆☆☆
死神を使う理由と言ってもよいくらい強力なクリーチャーです。
トリガーがろくに入っていないのに速攻デッキと戦える理由はこいつにあります。よほどのことがない限り、このカードはデッキに入るのではないでしょうか。まあ私はこのカードをガン積みしているにも関わらずフォロワーさんの赤白速攻に3連敗しましたけど…あのデッキ強すぎるだろ…
このカードのスペックを引き出す為に、常にバトルゾーンに死神を置いておくように心がけてください。
死神ギガアニマ
カードパワー ☆☆
環境との相性 ☆☆
腐りにくさ ☆
《死神盗掘男》と並ぶ死神デッキのドローソースです。《死神盗掘男》と違い即効性があることと、芋づる式に展開できることが強み。
ただ、このカードは、どう頑張っても不安定なのが気になりますね。落とすカードによっては数ターンサルベージ出来ないこともあります。性質上《ヤミノザンジ》、《XENOM》という2大パワカの回収が困難である点もマイナス。
そしてもうひとつ、こいつを採用するとライブラリアウトの危険性がグンと高まる点もネック。長期戦でこそ輝く能力なのに、長時間場に置いておけないというジレンマを抱えたカードだと言えます。このカードを使うなら《XENOM》や《スカル・ムーン》も一緒に採用し、好きなタイミングで場から離せるようにすると良いと思います。ミルキャンならぬアニキャン。...《バロム・モナーク》?渋いねえ。
個人的には、環境を見て1〜2枚積むカードかなと思います。
…白騎士の《シャルロッテ》を見ると、こいつのデザインなんなんだってなりますね。コスト制限を無くしてください。
封魔妖スーパー・クズトレイン
カードパワー ☆☆
環境との相性 ☆☆
腐りにくさ ☆☆☆
とあるnoteが紹介していた1枚、《デスプルーフ》と《死神盗掘男》をミックスして「死神」の2文字を外したようなカードです。
絶対に強いだろうと思い試したところ、いやはや強い。《デスプルーフ》、《死神盗掘男》が強いのだから、このカードも弱いわけがありませんね。
ただ、《羅月スカル》や《リバイヴ・ホール》といった、サルベージ札を押し退けて採用するのは若干難しいかもしれません。死神デッキは墓地が無駄に肥えるので、探索であることを考慮してもドロー<サルベージとなりやすい印象を受けます。《盗掘男》とは違い自身が破壊された時はドロー出来ない点もマイナス。
超次元リバイヴ・ホール
カードパワー ☆☆☆
環境との相性 ☆☆
腐りにくさ ☆☆
雑に強い超パワーカードです。
アドバンテージの稼ぎ方は《死神ハンド》と同等かそれ以上。特に、《ボーンおどり・チャージャー》から繋げた時の圧力は相当なものです。
基本的に挙動が地味な死神デッキですが、チャージャー→リバイヴの動きだけは「新時代だなぁ」と思わずにはいられませんね。やっぱりデッキ外のカードを呼び出すカードって強いや。
《ランブル》は相手リソースを奪うことに長けていますし(すぐ覚醒するので、相手は多くの場合除去を吐かなければならず、サルベージ分リソース差が開く)、《エイプリル》は刻むプランに厚みを持たせてくれます。
本当に強い1枚です。単体だけ見れば。
…そうです。《ボーンおどり・チャージャー》、同様、墓地に落ちてしまうと完全に腐ってしまうのが唯一にして最大の欠点。Twitterを漁った感じ、現状では《スカル・ムーン》や《ギガアニマ》が優先されているようです。
このカードを無理なく組み込める死神デッキが開発されることを願います。
死神ハンド
カードパワー ☆☆☆
環境との相性 ☆☆☆
腐りにくさ ☆☆☆
死神デッキの必殺技。死神が手札補充バリバリのアーキタイプに競り勝てるのはこのカードがあるからに他なりません。
最もわかりやすく効く対面は「NEX」でしょうか。従来のコントロールは着地した《NEX》や鳥の除去が精一杯で、じわじわとリソース差をつけられて負けていました。1:1交換では捌くのに限界があったのです。
しかし《死神ハンド》は1:1交換しか出来ない除去札とは違います。上手く使えば、場の《NEX》と後続の《NEX》を1枚で葬れるのです。なかなか革新的なカードじゃないですか?まあ死神デッキがコントロールデッキかというと怪しいんですけど…
追記:と思ったらこのカードより前に《ガブラ・ハンド》とかいうカードが出ていたので革新的でもなんでもないです。ちくしょう。
対「デイガナイト」なんかも、《シーザー》に注意しつつ《ネロ・グリフィス》をこのカードで捌き続けることで互角の戦いが出来ます。タイミング次第では、「キリコ」なんかにも致命傷を与えられますね。
非常にカードパワーが高く、墓地を肥やせれば受け札にもなる優良カードなので積極的に採用することをおすすめします。
ちなみに小技として「空撃ち」というものがあります。勿体ないですが、この呪文を唱えるだけで墓地の死神が+1されることは覚えておくと良いです。
死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル
カードパワー ☆☆
環境との相性 ☆
腐りにくさ ☆
気持ちよさ ☆☆☆
私が死神デッキを触ったきっかけ。楽しいカードです。
…ですが、おそらく死神デッキにはいらないカードです。オーバーキルなカードかつ、《ギガアニマ》以上に不安定さが目立ちます。あと、遅いです。
アドバンテージを稼ぐカードが欲しいなら《羅月スカル》や《リバイヴ・ホール》を優先した方が良いでしょう。
《XENOM》を踏み倒せると物凄く気持ちいいんですけどね…「飛ぶ」ぞ…!
デーモン・ハンド
カードパワー ☆☆
環境との相性 ☆☆
腐りにくさ ☆
強いカードですが、手打ちするなら《死神ハンド》で十分です。このカードを採用するのは受けを強くしたい時になるでしょう。
私はこのカードを経て《デス・サークル》に落ちつきました。やっぱり呪文なのが弱いなと感じてしまいますね。
死神明王XENOM
カードパワー ☆☆☆
環境との相性 ☆☆☆
腐りにくさ ☆☆☆
死神デッキのフィニッシャー。ほぼ黒いサファイアです。確定除去能力も含め、とにかく突破力の高いカードという印象を受けます。
シールドトリガーの使用は許してしまいますが、相手がトリガーを使う=ハンデスの質があがるので下手なトリガーはむしろご褒美。《蒼神龍バイケン》に絶望的に弱い以外の欠点がありません。《バイケン》が《アクア・サーファー》と化すのだけは本当にダメ!
様々な動きが出来る死神デッキですが、おそらく1番太い勝ち筋はこのカードを使ってのビートダウンです。私はこのカードを信用し切っているので、ちょいちょい相手シールドを3枚まで刻んでXENOMフィニッシュをしやすくしています笑
いつ出しても強いカードですが、このカードが最も力を発揮するのは相手の手札が0の時※。余裕があれば《死神城》や《死神ハンド》で手札破壊をしてから出すと良いでしょう。
※だから、《Bロマノフ》とは正反対のカードなんですよね、実は。あいつは手札がある相手をいじめ抜くカードです。
超神星DEATH・ドラゲリオン
カードパワー ☆☆☆
環境との相性 ☆☆☆
腐りにくさ ☆
「黒ガントラ」や「黒緑Bロマノフ」でお馴染みのパワーカード。闇クリーチャーを中心としたデッキである「死神」でも勿論採用を検討できます。
死神デッキは中型〜大型のクリーチャーが横並びすると返すことが難しいのですが、《DEATH・ドラゲリオン》はその状況を単騎でひっくり返すことが出来るため噛み合いは良好です。
しかし悲しいかな、死神デッキはマナを伸ばすことが得意ではありません。着地そのものが難しく、出せたとしてもそこで勝ちきれなければ確実に息切れします。特に《ラヴァール》のコスト軽減を活用して召喚した時のもう後戻りできない感は異常です。
このカードは言うならば「不利な状況を無理矢理切り返すカード」なので、そういう状況にならない立ち回りが出来るのなら要らないでしょう。
…私はこのカードが欲しくなる状況にちょくちょく遭遇するので、まだまだです笑
神羅スカル・ムーン/羅月スカル
カードパワー ☆☆☆
環境との相性 ☆☆
腐りにくさ ☆☆
究極進化サイクルの1体。死神デッキとのシナジーが高く、1〜2枚採用している構築が多いように見受けられます。(スカルでスカルを回収出来るよう2枚の採用がベターかも)私がBAで採用した構築にも1枚入っています。
《スカル》は墓地を増やしつつ《XENOM》や《デスマーチ》を回収できるデッキの潤滑油。所謂ルーターですが、ルナティック進化とpigの存在から場に出した後の圧力が極めて高い点が強力。性質としてはリバイヴ+ランブルに近いです。
《スカル・ムーン》は攻守共に優れたパワーカード。打点の高さと破壊耐性付与はビートプランにおいて非常に優秀ですし、ブロッカー+スカルムーンの並びはとにかく硬いです。《ラヴァール》によって簡単に出せるのもポイント。
注意点は、死神にこのカードを乗せると死神ではなくなってしまうこと。《ヤミノザンジ》や《死神ハンド》が重要な対面・状況では進化させていいのか慎重に考えるようにしてください。
デッキサンプル
私が良いなと感じたデッキをいくつか紹介します。
バトルアリーナ前日に死神が触りたくなってADマスター到達です🙌
— 馬刺しマンドラ@デュエプレ (@basasimandora) 2022年4月16日
死神使いの方のリスト参考にして24勝10敗、最大6連勝でした🙇♂️
5c系とBロマが多かったのでXENOM特攻がかなり通り良かったです、コントロール対面のギガアニマも鬼強でした pic.twitter.com/jaekLKReyL
うーんなんだかんだでレジェタッチ。ボンチャとは最後まで和解できなかった。 pic.twitter.com/EwT6Y3vsgm
— アイアント109 (@aianto109) 2022年4月19日
ND1600超えてレジェタッチ!
— SO.S (@SOSduel1125) 2022年4月12日
デッキはもちろん死神!
個人的にボンチャとスカルの計4枚は自由枠、それらを除いた36枚は確定枠という感じです
デスプルーフ、ベルベル、ボンチャ、ギガアニマ、スカル、トリガー、ガウルなど環境や個人の使い勝手によって組み替えられると思います pic.twitter.com/Qzcc2PhK01
4-2で終了
— ぬるぬる侍(冬こそ半袖) (@nnzamurai) 2022年4月17日
デッキは死神でした(バレバレ)。
負けた試合もかなり際どかっただけに、悔しい結果です。
トップで引いて一番嬉しいカード、それがXENOM。デッキは何度も答えてくれました…😭 pic.twitter.com/pTzBxYesDc
※リンクNGの方は教えて頂けると助かります。すぐに削除致します。
筆者の使用構築はこちら↓
使用者が増え、固定パーツが定まってきた感じがありますね。
【おまけ】参考になる動画・記事
死神が流行る前から死神でレートを盛っていたすごいプレイヤー。解説を聞くと、この方は本当に上手いんだなと感じます…
《クズトレイン》に気付いたきっかけ。とても参考になりました。
※こちらも、リンクNGの方は教えて頂けると嬉しいです。すぐに削除致します。
おわりに
疲れた…
久しぶりに長めの記事を書きましたが、如何だったでしょうか。
ちなみに、これでもまだ試していないカードがあります。《ベルベル》や《ジャクソン》ですね。あと《バロム・モナーク》か。時間のある時に試してみたいと思います。死神の種類少ないなと思っていたのですが、そんなことありませんね。なんかちょっと格ゲー感ありますね。一見使えるキャラ少ないけど、いざ触るととても触りきれないみたいな。
…《ジャクソン》、《モナーク》はともかく、《ベルベル》は結構強いと思うんですよね。3コスト帯が厚すぎるだけで。実際入っているレシピ見かけましたし。
それでは、長々とお付き合い頂きありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。