はじめに
先日リリースされた「戦極大決戦」にて、実装できなかったニンジャ・ストライクの代わりなのか、「マッドネス」というデッキタイプが大幅に強化されました。
ざっと有用な新規カードを挙げると、
除去能力を持つ大型マッドネス《蒼神龍バイケン》
癖のないマッドネス起動獣《怒流牙サルトビ》
《アントワネット》を破壊するのに便利な《超鯱城》
...などなど。
今回は、それらを使った王道(?)マッドネスデッキを紹介します。
構築
《メカオー》みたいな素直じゃないデッキには無力
フォーマットはALL。《リドロ》にはじまり、《アーク・デラセルナ》や《ボルバルザーク》などがこの環境にしか生息していませんからね。
キーカードは《アマテラス》。
本家DMではプレミアム殿堂入りしているだけあり、このカードは非常に強力。本デッキでは、カウンターの起点を作る《ファントム・ベール》と、マナ加速カードである《ブレイン・チャージャー》を状況に応じて打ち分けることが出来ます。(アマテラスからチャージャーを打つことで8コストの大型マッドネスを手打ちすることができる)
主要カード紹介
血風戦攻リドロ/闘竜麗姫アントワネット
マッドネスデッキの定番初動。攻めの《アントワネット》、守りの《リドロ》という感じですね。
この2匹に関しては特に語ることがないな...と思っていたのですが、《アントワネット》のバウンス効果がランダムである点には言及しておくべきですね。
何がすごいって、選ばないので《ヘヴィ・デス・メタル》を退かせる可能性があるんですよ...!
ブレイン・チャージャー
3コストのクリーチャーを出したあとの暇な時間が気持ち悪かったので、《アマテラス》や《バイケン》に繋がる《ブレイン・チャージャー》を採用してみました。4→6、6→8の流れを作ってくれるデッキの潤滑油として活躍してくれます。
久しぶりに使いましたが、やはり堅実で良いカードだなという印象。チャージャー連打から《ボルメテウス》を投げるデッキが懐かしいです。
怒流牙サルトビ
インスタント版《ヒャックメー》。派手さはありませんが、手打ちしても強い良いカードです。
ブロッカー能力が付くことはほぼありませんが、殴れる3000クリーチャーなので十分十分。
蒼狼の始祖アマテラス
相手依存になりがちなマッドネスデッキに革命を与えたクリーチャー。殴り手が少ないデッキなので、5000のアタッカーとしても活躍します。
冒頭で《バイケン》等を紹介こそしましたが、実は「こいつで《ファントム・ベール》撃てるじゃん!」というのがこのデッキが生まれたきっかけだったりします(
…実際に回してみると、そんなに《ファントム》を撃つ機会がないというのは内緒。《ブレイン・チャージャー》ばっかり撃ってました。
蒼神龍バイケン
バウンス効果を持つ最強のマッドネス。手札にたくさんため込んでおいてください。
ただ、ドロー効果はほぼデメリット。死を近づけるのやめろ!
メテオキャノン・ドラゴン
十分なサイズとブロッカー破壊能力を持つイケメンマッドネス。
《ミルザム》あたりを破壊できると良い感じ。
おわりに
いかがだったでしょうか?
正直デッキパワーは低いですが、マッドネスカウンターの爽快感を体感しやすいリストになっているんじゃないかなと思っています。よかったら使ってみてください。
…マッドネスはどういう形がテンプレになるんでしょうね。
個人的には「闇を増やして神をタッチする」か「ジャイアントで固める」かなと思っているのですが、はてさて。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。