はじめに
正直、邪道な構成です。
それでも遂に成し遂げました。
ありがとうドラゴン達。
デッキ概要
《アポロヌス・ドラゲリオン》を採用し、各種速攻デッキを強引に捲れるようにした連ドラです。
非常に残念ですが、ツヴァイ・ブリザード・各種速攻が蔓延する環境で《バルガゲイザー》のみで押し切ることは私には出来ませんでした。(《インフィニティ》や《ザークピッチ》を獲得しているので、遅いデッキと連戦できればそれなりに星は伸びますが、私にはマッチング運がありませんでした)
手札、相手のデッキタイプと相談し連ドラするか進化GVするかを決めて戦います。
各対面について
vsツヴァイランサー
《アポロヌス》で捲るか《ダーク・ジオス》を設置してのシングルブレイクで詰めていきます。
やはり相手の方が動きに安定感があるので決して有利とは言えませんが、《ツヴァイ》の被害を抑える《ゼヴォル》と、強力なSTを採用しているので1体着地程度なら耐えられます。
vsダイヤモンド・ブリザード
耐えて《アポロヌス》でカウンターします。明確な勝ち筋があるので、盾次第では十分勝てる相手。
…先攻《ポレゴン》はしんどいものがありますが。
vsアポロヌス・ドラゲリオン
先攻ゲー。先に動くことが出来れば《アポロヌス》や《ダークジオス》で詰めていけますが、後手に回ると相手の《アポロヌス》を止める術がありません。
この対面に対する動きを煮詰められなかったのは残念ですが、枠的に仕方ない部分かも。
vsグレートメカオー
《ヴィーナス》と《ミリオンパーツ》が揃ってしまうと厳しいですが、相手の動きが鈍ければ《アポロヌス》で押し切れます。また、《コッコ・ルピア》から4コスト龍を並べ《ダーク・ジオス》に繋げられれば相手の盤面は崩壊します。
《バルガゲイザー》を立てられる貴重な対面なので《アポロヌス》着地が難しそうな時はここぞとばかりに活躍させてあげてください(とはいえ、不用意な攻撃は不死鳥着地を手助けしてしまう為攻撃は慎重に)
vsアウゼス
闇ドラゴンと《ガルザーク》《ダーク・ジオス》で盤面を破壊します。「アウゼス」とやりあえるのはやはり闇入りの強みですね。
また、《バルガゲイザー》が出しやすい相手でもあります。《ザーディア》にこそ焼かれますが、《バルホルス》と相討ちできるパワーラインですからね。
vsゲートサファイア
全体火力で《アポロヌス》の進化元を燃やしてくるので《バルガゲイザー》が輝きます…囮として。
実戦では《バルガゲイザー》にヘイトを集めながら《ガルザーク》と《ゾルヴェール》で攻めていくことが多かったですね。勿論、《バルガゲイザー》が生き残るようなら連ドラを。
また、本デッキには《バディ》から《ザークピッチ》を引き込むギミックがあります。ハンデス対策に使ってください。
横に並べる際は《裁》で取られず《サファイア》をケアできる《ゼヴォル》《ゾルヴェール》を積極的にプレイできると良いかと思います。
vs天門サファイア
《ザーディア》が《バルガゲイザー》と小型ドラゴンを、《魂と記憶の盾》が《ガルザーク》を除去してくるので非常に厳しい対面。6000ラインの《ガルザーク》《ザークピッチ》は極力キープ。
ここを意識するなら《ガレック》を入れると良さげです。もしくは色が合うので龍虎(絶対《バルガゲイザー》が抜けるやつ)
vsカチュアシュート
《ゾルヴェール》《ゼヴォル》でカチュアの動きを牽制していきます。この二匹は《カチュア》と相討ちできる為《ガルザーク》と組ませると複数除去ができるのが強い。最も、強化《ヘリオス》でこちらの盤面が壊滅してしまうので有利か不利かといえば不利です。
vsメカオー同様、先攻で《ルピア》《4コスト龍》《ダーク・ジオス》と動けると《カチュア》を動かさずに攻めていくことができます。
相手の盾はそんなに強くないので、盤面を取ったら強気に殴っていって良いでしょう。ただし、一度《サファイア》のブレイクを受けているとトリガー《ジャラ》からの《インフェルノ・ゲート》で〆られたりします。
vsグールジェネレイド
似たコンセプトで相手には《グール》がいるので不利…のはずが、負けずに上がることができました。
並べる展開になった際《ヘリオライズ》で《アポロヌス》を引っ張れるところで優位に立っているかな?《グール》をストックされブロッカーで手厚く守られると返されてしまうと思いますが。
あとはやはり《ガルザーク》ですね。こいつのカードパワーでゴリ押せるので出来るだけキープすると良いです。
vsドリームメイト
《アポロヌス》に有効なトリガーが《預言者リク》程度なので、凌いでGVできれば勝てます。赤抜きのカウンター構築はちょっと嫌かも。
…私はマナの《リク》にびびって盤面除去を優先し、《パンダ》と《リンパオ》に押し切られました。速攻らしからぬリソース回復能力があるので、割り切って殴った方が良いです。
vs速攻
STとブロッカーで頑張って耐えて《アポロヌス》を出します。頑張る。
カード紹介
黒神龍メギラ
速攻対策兼《アポロヌス》の種。
コッコ・ルピア
《バルガゲイザー》を出したり、4コスト龍を2体並べたり。この子が引けるかどうかでゲームが大きく変わります。この辺はテンプレ「アポロヌス」とおんなじですね。
私は《ルピア》を引き込む為にルピコイラストを採用して愛でまくり、かつキーカードにしています。
ボルシャック・バディ・ドラゴン
サーチできるカードは《ルピア》《ゼヴォル》《ザークピッチ》の3種類。展開から事故防止まで何でもこなす大切な潤滑油。
神滅翔天ザーク・ゼヴォル
《ツヴァイ》等のファッティと1:1交換したり、火力を耐えて睨みを効かせたり、《ガルザーク》を強化したりと、出しておけばとりあえず何かしてくれる優秀なカードです。
《バルガゲイザー》から捲れても普通に強いですね(このデッキが出来た理由のひとつはゼヴォルだったりします)
黒神龍ゾルヴェール
《ゼヴォル》同様に相手を選ばず強いデッキの中核。今のドラゴンデッキでは抜かれることも多いカードですが、《グール》や《インフィニティ》が入っていない構築なので今回は4投です。
ヘリオライズ・ドラゴン
《アポロヌス》サーチ要員。単体だと弱いですが《バルガゲイザー》で捲れるので《パッピ・ラッピー》よりは正しいかなと思います。
デーモン・ハンド
確定除去なので何が相手でも強いですが、やはり《ツヴァイ》を返せるのが魅力的ですね。
紅神龍バルガゲイザー
連ドラの主役。デッキのエンジンではなくサブルートとして用いることで勝率上昇に繋がる…気がします。《ルピア》から繋がるのでデッキのバランスを乱しません。
大型ドラゴンを詰め込んだ連ドラと比べると捲りが地味ですが、このデッキのドラゴンはリソース補充能力を持っているものが殆どなので稼げるアドバンテージはかなりのもの。
ハンドを整えつつ攻める一風変わった連ドラもありだなと思いました。
超神星アポロヌス・ドラゲリオン
真の切り札。
《バルガゲイザー》で捲れたら泣いてください。
神滅龍騎ガルザーク
盤面破壊要員兼殴り手。実は《ガルザーク》で雑に勝ち切ることもしばしば。
《アポロヌス》の進化元の軽量ドラゴンとも《バルガゲイザー》ともシナジーがあるので迷わず4投。
黒龍王ダーク・ジオス
このデッキを回してはじめてわかったのですが、実はめちゃくちゃ強いカード。これを立てて小型ドラゴンで殴る単純な動きがメカオーやツヴァイ等の並べるデッキに相当刺さります。
勿論、《バルガゲイザー》との相性も良いです。フィールドアドバンテージが取れるので捲らなくても戦況が不利になりにくくなります。
Gゼロで《アポロヌス》の無料進化元だぜ!という動きは残念ですがありませんでした。(《アポロヌス》のランデスによってGゼロ条件を満たしたことはありました)
地獄スクラッパー
速攻に抗いたい気持ちを伝える一枚。
翔竜提督ザークピッチ
《インフィニティ》《グール》がいない分、このカードでコントロール耐性を付けています。
こいつも《ガルザーク》《ダーク・ジオス》と同じ「どちらのプランでも活躍してくれるカード」。
終わりに
前シーズンでは達成出来なかった目標を今回達成出来たのでとても嬉しいです。長かった、本当に長かったです。
しかし今回の構築は《アポロヌス》のカードパワーに少なからず頼っており(アグロ対策としての採用だったはずなのに強すぎて8割くらいこいつがトドメを刺していた)連ドラデッキなのかと言われると痛いところがあります。《バルガゲイザー》も4積みは出来ていないですしね。
今度は「連ドラらしい連ドラ」でマスター到達を決めることを目標にしようかな。…いや、めちゃくちゃ苦行なのでとりあえず保留にします(
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました。
おまけ
結果は出せませんでしたが、個人的に1番良い感じに組めた「連ドラらしい連ドラ」を紹介します。
カラーは赤白。
下手くそながら色々考えたんですよ、、、、、このデッキは努力の結晶です(笑)
・クリムゾンチャージャー→フレイムバーン→ヘリオス→SAでワンチャンツヴァイを倒す
・7000ラインを多く確保して《ホーリー・スパーク》も採用することにより「除去アウゼス」を見る
・《ガルベリアス》と《セブンス》のコンビを4枚ずつ入れることで速攻(主にブリザード)耐性を強化&《ホーリー・スパーク》のケア(前者はメカオーへ切り込む役割も持つ)
・カチュアとメカオーを意識して《フレイムバーン》3投
・《セブンス》と《インフィニティ》で耐久ゲーできるように
・受け札はアポロヌスに効く《ベティス》と幅広く刺さる《スパーク》ツヴァイマーキュリーとミリオンマーキュリーに無力なのが玉に瑕
・トップゲーになった際弱いので《サファイア》は全抜き
などなど...
ツヴァイが嫌すぎて一時期こんな形にもなっていましたね。
これはまぁーーー弱い。