考察しながらストーリー読むの超楽しいんですが...「ひぐらし」って本来こういうゲームだったんだろうな....。
記憶抹消して鬼隠し編から読みたい。
今回の話は圭一、レナ、詩音の3人が結託して鉄平を殺害しようとする。最悪すぎるシナリオ。ここまでくると鉄平が気の毒です(
以下メモ
考察
・本シナリオのテーマは何か?
→ひぐらしシリーズは終盤に"仲間に相談する大切さ"が描かれるが、この話では複数人で凶行に走ってしまっている。"間違った信頼関係"がテーマなのではないだろうか。
・詩音について
→サトコを可愛がっている。そして、(圭一に殺人計画を聞かされるまでは)全うな救出手段を模索、実行していた為、綿流し、目明し編よりもあとの世界だろう。かつての失敗を断片的ながら覚えていると思われる。
・レナ
→祟殺し編では圭一に叱咤した常識人…だったはずなのだが、今回は真っ先に殺人を決意してしまった。
→→父を騙し家庭を半壊させた鉄平の愛人、間宮リナの影響が大きい様子。サトコを守るため、鉄平を個人で殺害する世界も存在するらしいので、このあたりは些細なことで変わってしまうのだろう。
・鉄平を始末する直前のレナと詩音の会話
圭一が鉄平を仕留め損なった場合の保険をかけていたのだと思われる。同盟を不用意に組んだことで、仲間同士で疑心暗鬼に陥っている。"間違った信頼関係"を作った末路として相応しいものなのかもしれない。
・詩音とサトコの謎の死
→雛見沢症候群末期症状を発症したサトコが詩音を刺した。サトコの首に引っ掻き傷があったことがその証明。
→→ストーリーを読んでいる時は、詩音が不可解な発言を重ねるため"詩音がサトコを連れ出したはいいが、あまりに暴れるので殺害してしまった"と思っていたのだが、どうも違ったらしい。
サトコを匿った場所を答えなかった詩音=そもそも知らない魅音だったとのことなので、辻褄は合う…?
→→→魅音の行動も不可解ではあるが、最期に語ったことに嘘はないように思う。(ひっそりと手回しをする動きは罪滅し編等でも見せている)綿流し前の電話のタイミングも共通している。魅音は被害者だと考える。
・魅音の死
→わからないことその1。おかしくなった圭一、レナに殺害されたはずだが、エンディングで"大災害の生き残り"として病院にいるのである。
→→魅音が襲われた際、既に詩音は亡くなっているため入れ替わりトリックは不可能なはず。
→→→そうなると、圭一とレナが揃って殺害に失敗したということになるのだが…ちょっと無理があるのではないだろうか…?レナの隠れ家での行動から、北條家に向かうシーンまで丸々幻覚ということになってしまう。
ただ、他に理由が思い付かないため、"ダム現場で気絶していた"ということにしておく。毒ガス殺人、鷹野の手下両方から逃れることができるため、辻褄は合うんだけど…しっくり来ない。
・梨花ちゃんの最期
→これは鷹野。我こそはオヤシロ様なり。
・レナに躊躇なく発砲した人物
→鷹野の仲間。"容疑者のレナ"を追っているわけではなく、"ガスで仕留められなかった生き残り"を追っている。
・tipsにて、レナが残したメッセージ
→わからないことその2。血のついた帽子とハムスターの死骸。
ハムスターは本編ラストで「ガサガサしていた音の正体」だと思うが、何故これをみて記憶を亡くした魅音が元に戻ったのか?更に「大災害なんてなかった」とまで理解したのはどうしてか?
→"ガスが蔓延しているはずの雛見沢で生き物が生きていた"ということを伝えたかったのだろうか?
・魅音の急死
終末作戦実行の仲間が病院内に存在し、ひっそりと始末を行った。アニメ二期でサトコが同じ目にあっている。
答え合わせ
(前回同様、大筋のネタバレを知っているから当然ではあるんだけど)本編で浮上した謎に対する回答は概ね合っていた。
しかし、"魅音は圭一とレナに始末されてしまった"らしい。
じゃあtipsの魅音はなんなんだという話だが、ひぐらしwikiによると、盥回し編のその後のストーリーらしいのだ。
若干ズルい気かしたが、わざわざ本編と分けてあるということはミスリードだったのだろう。
→このことから、盥回しと本シナリオのレナの最期は同じものだったとわかる。ちなみにアニメ二期の
厄醒し編も同じ。鉄平が関わっていないそちらでは、圭一と詩音は分校で死亡していた。
そして、レナの残したメッセージについて。
これは「本当に大災害なるものが起きたなら、小動物が生きているはずがない」ということを伝えるものだったらしい。
正解…でいいかな?かな…?
頭の回転が早い魅音はこのハムスターと、血が付いたレナの帽子(=事件に巻き込まれたと推測)から大災害がなかったことを理解したということらしい。
ちょっと感想
ゲームオリジナルストーリーとは思えないくらい面白かったです。ひぐらしをはじめてみたときの怖さを感じましたし、伏線が大量に散りばめられていて、ミステリー物としての楽しさがたくさん詰まっていました。ひぐらし好きは是非読んでほしいシナリオでした多分ほとんどのひぐらしオタクはとうの昔に読んでいるんだよな
笑って?
のシーンとかビクッ!!ってなってた。
余談だが、自分はひぐらしのキャラで一番怖いのは詩音だと思っていたのですが、レナの方が怖いと考えを改めました。罪滅し編の大団円は本当に奇跡的なものだったんだなと今更ながら実感...
ちなみに怖い怖いと言いながらも私は詩音が好きです。一枚上手な巨乳お姉さんキャラには昔から弱かったらしい(なんでエリチカや希推しじゃないんだ)